ダーク魔カスコス

ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン1のダーク魔カスコスのレビュー・感想・評価

4.1
ジャック・リーチャー 正義のアウトロー
〜裁判無用の処刑マシン、田舎でバスを降りる〜

トム・クルーズの映画アウトローの原作を、原作通りの巨漢でドラマ化。背の低いトム・クルーズがちょっとかわいそうだけど(笑)まだまだ見たいシリーズだったので、作られないよりはいいよ👍


映画「アウトロー」は大好き😊とにかくジャック・リーチャーが圧倒的に強くて、肉体の強さ、精神の強さ、頭脳の強さの三拍子がそろった完璧超人です。

逆に続編の「ジャック・リーチャー」は大嫌い🤮ポリコレに汚染されてリーチャーは弱体化。その代わりにクソ女を礼賛するクソ映画です。


本作はおおむねアウトローの方に近くて満足度が高かったです。リーチャーは強いし、頭は切れるし、心もタフ。正にヒーロー👍

物語は面白く、散りばめられた謎にはワクワクするし、明かされた真実には感心しました。その現代に起こる事件とリーチャーの子供時代を重ねながら語ることで、リーチャーの人柄を描写する構成も見事でした。

残酷描写が容赦なく、シリアスで魅力的。裏に潜む巨悪を常に感じることができてヒリヒリとした緊張感があります。

さらに仲間のフィンリー警部がいい味出してて大好きになりました。


個人的に欠点だと思ったところは3つ。

①リーチャーが完璧超人ではない
結構ピンチに陥ってしまうので、トム・クルーズのイメージで見ているとガッカリするところもありました。明らかなザコ相手に苦戦するのが嫌でした。

②長い
6話くらいがちょうど良いと思いました。真実に届きそうで届かない中盤がちょっとたるかったです。

③不自然なポリコレ要素
めちゃくちゃタフな女性が2人出てきます。リーチャーの相棒なんだから、これくらい強いのは当然でしょう。それはいい。

でも「私はか弱い女の子じゃない!」とキーキー喚き散らしながら男に暴力を振るう場面に吐き気がしました。殺し合いのさなかそんなこと気にするなよ。女から男に理不尽に暴力を振るうのを肯定的に描くなよ。そこでキャラが崩壊してポリコレ思想の操り人形みたいに見えましたね。

そういう場面が短いながらも2箇所あって、ポリコレが大嫌いで器の小さい私にはかなりノイズでした🤮せっかくの魅力的なキャラが台無し。


でも全体的にめちゃくちゃ良かったので、早く続編が見たいです。原作を読みたくなるほどでした😃これをトム・クルーズでやってくれたらなあ。


⚠️コメント欄はネタバレです⚠️