子供の生命力、パワーをひしひしと感じた。
サテライトや足の不自由な子の前向きな生き方、凄いと思った。
そして、アグリンの悲壮感にも共感。
私も女性なので彼女の怒りが伝わってくる。
現実に戦争や紛…
戦争孤児の予言という魔術的非現実の先に、避けられない戦渦の現実を描くという手法が強烈なリアリズムとなって作用していた。冒頭の少女を見ている視聴者はある種の予言を頭の隅に入れながら観進めることになるし…
>>続きを読む地雷を掘り返すことを生業にして手足を失いながら生きる子供達。
言葉にすると眩暈のするほどの悲惨さが前提の舞台で展開する物語だが、とにかく作中の子供達は賑やかで異常なほど悲壮感がない。
特に主人公サ…
このレビューはネタバレを含みます
2003年イラク攻撃(2003年3月20日-5月1日)直前のクルド難民キャンプ(イラクとトルコの国境地帯)が舞台。
生活力のある13歳の少年サテライト(愛称)と、戦災孤児である難民の少女と出会いを中…
毎度の事ながら、京都シネマは過剰と言っていいほどに音響が良く、映像以上に戦争の音をたっぷりと体感してきました。前2作以上に物語が作り込まれているのにきっちり演出されており、力のあるシーンが続きます。…
>>続きを読む何という大傑作なのだろう…
文字通り、傑出している。私たちは時々、否、ごく稀に、この人はこの作品をつくるためにこの世界に生まれて来たのだ!と思わず口走りたくなるような作り手と作品と出会う。
バフマン…
「亀も空を飛ぶ」
〜最初に一言、超絶大傑作。アメリカ軍のイラク侵攻を圧倒的な臨場感で描きながら、欧米発のニュース映像では知ることのできないイラクの悲痛な現場を映し出し、また同時にユーモアを忘れない…