すべて、至るところにあるに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「すべて、至るところにある」に投稿された感想・評価

ネムル

ネムルの感想・評価

4.5

柴崎友香のコメントにつられて見る。
そして、あまりにご都合主義な謎の展開をみるに、単純なカットバックによる追跡映画とは思えず、柴崎の小説『わたしがいなかった街で』のように想像力についての映画なのでは…

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前々作「あなたの微笑み」と同じ、映画監督の物語だけど、リム監督本人は否定していたが、絶対に自叙伝だわ!鈍臭さ、映画売れない、無茶振りはリム監督らしいから。

今回で一応、引退作とのことだけど、様々な…

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Reo

Reoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

バルカン半島を舞台に、観るシーンが淡々と移り変わる。自分がいつ、どこにいるのか分からなくなる放浪映画。

それは、元来「歴史」のあるべき姿。断片的な史実を紡ぐ時、そこには様々な解釈の余地が与えられる…

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noelle

noelleの感想・評価

5.0

バルカン半島舞台、旧ユーゴスラヴィアの戦争記念碑、スポメニックを巡る映画作りの映画。
まず初めに風景あり、そこに人が立って、何か起こって即興的に作られていく場面場面を進行形で見続け、振り返ると映画が…

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babu55

babu55の感想・評価

5.0
低予算映画の中に更に低予算映画。
愛するスポメニック、クロアチアのスポメニックが出てこないのが残念。
スレンダーな方でも下腹があるのは艶めかしい。

オープニングの東京、都会の夜景が見える高層ビルの屋上、ライトが夜空を照らしている。彼女が空を見上げると、ゆっくりとカメラが上に向けられる。その間に映画の世界へと吸い込まれていくのだ。これがラストにつ…

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放浪の映画監督・リム・カーワイの「バルカン半島三部作」の完結編。旅をして、そこで巡り会った発想や人々やハプニングを織り込んで、その場で台詞を考えて、出会った人を口説いて演じてもらう、それを撮る。旅し…

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R

Rの感想・評価

5.0

リム・カーウァイ作品はこれで鑑賞5本目だけど、バルカン半島トリロジーの前2作は未鑑賞。それでもほとんど問題はなかった。

超低予算映画であり、時制も場所も錯綜する冒頭は面食らうかもしれないが、その身…

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