kahiko

白雪姫と鏡の女王のkahikoのレビュー・感想・評価

白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)
1.0
衣装は素晴らしかった。…と思ったら衣装係は有名な人だったみたい。この作品を最後に亡くなってしまったとか。何と勿体ない…もっと良い作品を最後にしたかったのでは。

まず、王子がひたすら人を小馬鹿にしてる感じが「ウワァ…」。白雪姫、よくあんなのに惚れたね?胸毛に惚れたの?笑
そしてエンディング?が何故かインドっぽい音楽で、「ん????」と思って調べてみたら、監督がインド人。一応アメリカ映画なんですが、CGがギラギラしていて安っぽさは否めません。そりゃアベンジャーズみたいな超大作のCGと比べちゃいけないんだろうけど…

王子と姫が戦うシーンで、王子がひたすら姫のお尻を叩いて馬鹿にしてるのが不快で印象に残っていたのですが、あーインド人だからか、と偏見全開で納得。
面白おかしく「レイプされた!」という台詞が入ったのも、個人的にはちょっと。「女は家畜以下」のインドの悪い面を晒してしまった感じがします。何でもかんでも禁止しろとは言わないけど、これって本当に笑える話でしょうか?

ゴキだのクモだの、気持ち悪い虫が一部でわんさか出てくるうえ、話も微妙。演技が特別素晴らしいというわけでもなく(勿論決して下手ではないですよ)、感動的な話でもない。
家族で見るにも、恋人と見るにも微妙。
コメディっぽかったけど、クスリとも笑えず…多分、現実でこれをコメディと言える人は、低レベルで人を不快にさせる発言をジョークと言い張り、通じない相手が神経質だと責めるタイプのやつ…
多分、感想は「衣装凄かったね~!」か、「虫が、虫が~!」のどちらかになるかと。

セクハラシーンでマイナスしなくても元々☆は1つ程度しか…衣装の素晴らしさを含めてもせめて☆2つです。
kahiko

kahiko