上海の伯爵夫人に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『上海の伯爵夫人』に投稿された感想・評価

monaminami

monaminamiの感想・評価

4.5

動乱の上海を舞台に没落ロシア貴族と盲目の元米駐在員の閉じた世界での美学。箱庭的で混沌のバランスを保つオレの店で、全てがいまにも崩れそうなところがまた、儚くてお上品な世界。クリストファー・ドイルのカメ…

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otom

otomの感想・評価

4.5

戦中上海ものの映画の雰囲気ってたまらんなぁ。植民地時代における国際的な緊張の中心地ってな具合で混沌の極み風だけれども、例えば『太陽の帝国』的な大変な動乱って感じでもない。しかしながら、元外交官と元貴…

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秋穂

秋穂の感想・評価

3.4
カズオイシグロが、異邦人を描く時にある種の特別な想いを重ねているのが分かる
歴史的背景のリアリティもすごい!
映画は良かったけど、小説の原作があればそっちの方がきっと好きだった
カズオイシグロ脚本

わたしたちが孤児だったころ を読んでから観ると吉

上海の魔都っぷり

真田広之のラスボスっぷり
Mana

Manaの感想・評価

3.0

ロシア革命で上海に亡命してる人たちもいたなんて知らなかった。でも、たしかにロシアは東西に広いから革命当時の居住地では中国方面に逃げるのは自然だよねと納得。

ストーリーは可もなく不可もなく。特別映像…

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mh

mhの感想・評価

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上海租界のキャバレーを舞台にした恋愛もの。
平和な狭い世界(上海租界)と不穏な世界情勢(日中開戦直前)の対比やら、ロシアの没落貴族やら設定が面白かった。これらはカズオイシグロの脚本のおかげなのかテー…

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pier

pierの感想・評価

3.6
舞台は1936年の上海。
アメリカの元外交官とロシアの未亡人の恋。
監督アイヴォリーと脚本カズオ・イシグロのタッグ再び。
時代背景に反して政治色は強くなく、雰囲気のある人間ドラマ。
Soseki

Sosekiの感想・評価

3.1

日中戦争直前、1936-37の上海租界。それぞれ大事な人を失った過去を持つロシアの伯爵夫人とアメリカの元外交官の恋愛。カズオ・イシグロのオリジナル脚本とのことで興味を持ったのだが、難解さは一切なく、…

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KakoiJane

KakoiJaneの感想・評価

3.6

ノーベル賞を取ったときから、カズオイシグロの小説か映画を読んで/観てみたいと思っていたのだが、ようやく遂に実現。カズオイシグロ作品初鑑賞。
いかにも小説的な映画で、情緒的で、きれいな作品だった。ただ…

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ばく

ばくの感想・評価

3.7
ピアノコンチェルトを聴いているような
良質でしっとりとした時間を堪能しました。

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