独ソ戦を描いた作品。
後に「神々のたそがれ」や多くの戦争映画を製作するアレクセイゲルマン監督のデビュー作。
ソ連映画だからタルコフスキーのイメージで静かな作品かと思いきや、物凄い銃撃戦だらけの…
アレクセイ・ゲルマン特集。ゲルマン初監督作は父の小説が原作で友情と信頼というテーマも物語もストレート。一度は独軍捕虜となったソ連抵抗軍“出戻り”兵の孤独と悲哀。山場のカタルシスや大勢のエキストラを…
>>続きを読むアレクセイ・ゲルマン監督、L・コルガノフ撮影。
冒頭の銃越しの視線にあるように、カメラ=視線に、つぶやきを被せるショットが印象的である。
銃撃シーンでは、撃つもののなかなか当たらず、執拗に人を殺しに…
人間いろんなタイプがいてそれを真正面から捉えてる、それゆえ公開までに14年が必要だった。つまり当時のソ連当局は真正面から見られちゃ、まずかったんだね。
冒頭の牛を追いかけるシーンを見てこれはいい映…
戦争に飲み込まれた個人の思い。
アレクセイ・ゲルマン。
前作『七番目の道づれ』の共同監督に不満を持ったゲルマンが、単独でメガホンをとった作品。
原作は作家であった父、ユーリー・ゲルマンの小説に由る。…
ソ連の雪国の景色は本当にモノクロ映画に映える。
ラスト近くの機銃が雪を溶かすところがベストショットであった。
ドイツ軍とパルチザンの間でスパイと疑われた男の物語であり、タルコフスキーなんかと比べる…
ドイツ軍に投降して捕虜になるラザレフの話。オープニングの撮影もラストの狙撃も大好き。アクションシーンがとにかくキレがあって驚いた。白黒の映像美も文句なし。戦争の愚かさより狂気じみた世界にフォーカスを…
>>続きを読む赤軍パルチザンがモチーフの戦争もの。
赤軍パルチザン(ソビエトパルチザン)はバルバロッサ作戦以後にソビエト政府が主導したパルチザンとのこと。指導者は赤軍兵士で、それ以外は烏合の衆=地元のパルチザンと…
レンフィルムという芸術組織の流れを受け継ぐ
監督アレクセイ・ゲルマン
アンドレイ・ルブリョフを演じてた
アナトリー・ソロニーツィンも
鐘を作った青年ニコライ・ブルリャエフ
も出てました!少年の頃は…
一度は祖国に銃を向けた裏切者が主人公。
ドイツの捕虜になった事案を、独ソ戦に巻き込まれたと同列視する視点。
たしかに巻き込まれただけ、なんだよな。
国が認めなかった英雄を、プロパガンダ映画の手法…