あぁ〜よい!
話が知りたくて軽く見ようと思ったら、
美しくて哀しくていじらしくって見入ってしまった。
足がなくて滑るように動く幽霊の描き方、熱い。着物の裾だけユラユラ揺れて。
純粋な怪談、魅力的だ。…
新三郎と寝てるお露の身体がガチ骸骨というよりかは骨が皮膚から浮き出てるって感じが新しい。理科室の標本みたいな骸骨だったらギャグだけど、骸骨と人間の狭間っていうのがまたアブジェクション。
あと足を隠す…
このレビューはネタバレを含みます
・なかなかの怪作。時代劇から通じている撮り方と構図は現代の時代劇とも異なりかなり目新しく感じる。
・落語由来のお話も忠実に再現されている。半蔵のお話も完結するようにうまくオチがついている。
・ベスト…
日本三大怪談のうちのひとつである牡丹燈籠。多少の改変はあったが、登場人物の解像度は凄く高かった。浮世とあの世の住人の逢瀬、雨月物語を思い起こさせる。あるお盆のこと。初めは謙虚なお霧も 愛するひととの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
最近のコンテンツに慣れているとストーリーはそこまで怖くないが、カットや幽霊たちの体遣いは怖いね。上下に、ごくゆっくりと浮き沈みしながら近づいてくるのも、異様にブレがない彷徨い方も。突然BGMが消える…
>>続きを読む夏はやっぱり怪談三昧!😆
名作の誉高い大映山本薩夫監督による本作。しっかりとした脚本、見事なセット、芸達者な役者達のお陰で怖かった😨。冒頭の武家社会の中での個人の権利など関係ない社会制度の矛盾、そし…