ずっと気になっていて、ようやく鑑賞。
人は、どんなに知性や教養を持ち合わせていても、戦場という地獄を目の当たりにすると精神が崩壊していく…。
仕事で戦場に赴いたことをきっかけに心を病んだ主人公を通…
動と静。
激しいアクションの後の
クラシック音楽。
ハードで目を覆いたくなるシーンもあるけど
当時の銀座の街並、店の内装、公衆電話、
タイプライター、駅弁のお茶や
小林麻美、根岸季衣
松田優作
…
原作は大藪春彦の同名小説の🎬化です・・大好きな作家で20代の頃に新潮文庫(当時140円)を買って読みました。
大事に大事に一気に読まずに少しずつ読み進めた青春の一冊でした。
遥か彼方の昔の事ですの…
戦場から帰国したカメラマン伊達は自分と同じ野獣の血を匂わせる真田と出会う。
戦場の地獄から逃れられなくて、心の中に潜む野獣が目覚めていく。
文学とクラシックを好むギャップもリアルで松田優作の狂気が凄…
戦地を渡り歩いた通信社の元カメラマンが、翻訳の仕事に身を隠しながら、一匹の野獣となって、管理社会の安穏とした生活に犯罪で挑む姿を描く。「蘇える金狼」(1979年)に続く、松田優作主演、大藪春彦原作、…
>>続きを読むどこを切っても、「過剰な」映画。
松田優作の「過剰な」演技
村川透監督の「過剰な」演出
カメラワークも、音楽も、セットも全部「過剰」
何故、主人公があのような犯罪を行なったのかという動機が後半分…
KADOKAWA