過去に殺されたFBIスナイパー赤井秀一など、原作に絡んで行く展開とあのラスト。
まさにファンに向けた映画。
スケールだけが大きくなり、肝心の内容がなくなりつつある劇場版シリーズだが、そこはやはり感じてしまう。
過去の栄光が邪魔をする
としかもはや言えない。
狙撃手というポイントに絞った分、スケールはまとまっているが、余計に重要になる物語がイマイチ。
TVスペシャルを観ているよう。
とにかく犯人像が薄れる一方です。
ミステリー要素もこんなになくなるかとw
コナンの常人離れした動きは
イナズマイレブン!
アベンジャーズにも勝てそうな
蘭の空手アクション!
驚くくらい派手に繰り広げられるクライマックスもいいのですが、
ある男のある一声が全てを持っていきます。
ファンはそのラストカットに興奮して狂うでしょう。
一年に一度のコナンの自分も
その卑怯なかっこよさに惚れました。
赤井秀一という亡霊がみえかくれする。
この要素がこの作品の面白さの全てで、
ラストカットのために作られた様な映画だ。
この作品のせいで
ある男のせいで
不動の地位にいたキッド人気も
揺れ動くこと間違いない。
結果楽しめたという不思議ね