前半かなり退屈で、カテゴライズとしてはコメディなんでしょうけど…ほとんど笑えなくて、家族で見てましたが結構白けてしまいました。笑いを求めている人にはどうかなぁという感じです。後半ちょっと笑って見られるかなという程度。
前半はとにかくお荷物な人間の女の子に苛々します。間抜けで役立たずのトラブルメーカー。この設定で「あ、無理」と思った人は楽しめないかもしれません。
ちょっと前に「ボス・ベイビー」という映画もあり、最近は赤ちゃん推しなんでしょうか？
赤ちゃん可愛いでしょ、欲しくなるでしょ、みたいなゴリ押し感が既に受け付けなくて、政府から頼まれたの？と疑ってしまうレベル。（少子化少子化言ってるのは日本で、この作品はアメリカのなので、アメリカの少子化問題はどうなってるのか知りませんが…）
好感が持てたのは、ただひたすら「赤ちゃん可愛いよ」の中に一応「子育ては大変だよ」みたいなメッセージもあったこと。ただ、本当に申し訳程度。
どちらかというと「可愛い～！欲しい～～！」ってペットか、もっと言えばオモチャ感覚に近い感じでちょっとなぁ…という印象の方が強かったです。
手紙で注文して工場で作られた赤ちゃんだし、生々しくならないように仕方ないのかな。でも、大人が見るにはジョークで良いかもしれませんが、個人的にはこれを子供向けDVDとして置かないで欲しい。
何でも良いから赤ちゃんは可愛い～！欲しい～！という人にはお勧め。赤ちゃんに興味がない人には、あまりおススメしません。
むしろ敵キャラ（？）のオオカミやペンギンが面白くて可愛いので必見です。
