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海底47mのkahikoのレビュー・感想・評価

海底47m(2017年製作の映画)
3.5
B級だろうなーと期待せずに見たので、意外と面白かったです。面白そう!と思って見るとガッカリパターンかもしれませんが。
サメ映画が結構好きなので、ディープブルーとかジョーズとかも好きですが、これはサメ映画というより「海中の様々な危機からいかに生き残るか」でした。サメはあくまで「海中の様々な危機」の中の1つという感じ。
しかし、チャチなサメのぬいぐるみです!って感じもなく、なかなか迫力があります。緊張感もありました…が、まぁアメリカ映画によくある「えっ、そこでそれやっちゃう?」っていうマヌケはちょいちょい出てきます。ご愛嬌。

ストーリーとしては、旅先で調子こいた妹に「ちょっと危険なことしてみようよ~☆」と誘われた奥手でビビりの姉(「退屈な女」と言われ彼氏にフラれて傷心中)がノリでシャークケージ体験したら、オンボロボートからケージを吊ってたロープがぶっちぎれて海底にドーン!慌てて泳いで上がると潜水病で死ぬよ!と言われ、最初は大人しくケージ内で待っていますが、そこへサメがやってきて…という話。

個人的には主人公のリサ(マンデイムーア)が、もはや素手でフカヒレ取れそうなくらいめちゃ強くて笑った。現実じゃないけど。
あそこまでできればもう「退屈な女」とは言われないと思うけど、あそこまでして刺激的な女になりとうない…そっとしていたれや…大人しい女には大人しい女なりの幸せがあるんやで…と肩ポンしたくなるくらい不憫な映画でした。ホント可哀想。
自分だったら絶対あんなスカポンタンな誘いには乗らないけど。
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