ノノさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ノノ

ノノ

映画(1577)
ドラマ(42)
アニメ(0)

絶好調(1965年製作の映画)

3.4

ソロキャンプ憧れるけどまじでこれになりそうでできない

劇場(2020年製作の映画)

4.0

思ったより全然よかったな。下北、高円寺、渋谷の何回も通ったことある道ばかり映ってて嬉しい。
家賃も光熱費も払わないし彼女を一回も褒めない、創作に対するプライドはバカ高くて周りとの劣等感を彼女にあてつけ
>>続きを読む

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.9

女とデートしてる時に男が逃げまくってた公園の大きな木が生い茂る場所と、男がテレビに映る歌手に夢中になって手元がめちゃくちゃになるシーン超いいなあ。正直ドタバタ喜劇あまり好きじゃないんだけど、ジャック・>>続きを読む

目玉の怪物(1967年製作の映画)

3.2

ジャケに惹かれてみたんだけど評価低すぎて笑った。確かに面白くはなかったな。けど超低予算B級映画なりに頑張ってた。目玉怪物の造形可愛くて好き!!!

破局(1961年製作の映画)

3.4

なんも上手くいかないT^T
銃取り出したとこでびびったけどライターなの可愛すぎる

生きてこそ(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

遭難系映画見ると必ず後先考えず食べ物全部食べるやついるよな〜なんなんだよ!
からのカニバリズム。タバコ吸ってるライターがあるならちょっと炙ったりすればと思うが生なのか…きつい。かなり生々しい描写の数々
>>続きを読む

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

4.5

とんでもない映画だ。序盤はクソガキオスカルの破茶滅茶なサイコぶりに笑っていたが、徐々に笑えなくなってくる。そんなオスカルの奇行と共にナチ党政権前後におけるダンツィヒ自由市の悲惨な様を描く。
自分で自分
>>続きを読む

地雷を踏んだらサヨウナラ(1999年製作の映画)

3.8

何年か前にバイト先の客に教えてもらった映画。やっと見た。この頃の浅野忠信良すぎる。ちょっと下手くそな英語が可愛い。
カメラをもってひたすら戦場を撮り続ける一ノ瀬、使命感というより衝撃的な一瞬を切り取る
>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン新作が出るたびに色彩やセットや装飾の可愛さが増してるけど、どんどん意味わからんくなってる。描きたいことが映像で描ききれてない感じ。私の頭が足りてないのもあるんだけど、劇中劇の構造が>>続きを読む

さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

ユースカルチャー、モッズ対ロッカーズの派閥対立。若者の有り余ったエネルギーは他コミュニティとの争いに注がれる。ジミーは時に暴力的で狂人的だけど、普通の青年らしさもある。思春期の抑えられない感情がそのま>>続きを読む

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

すんごい平坦なノワール映画って感じ。ギャングとの撃ち合いは異様に静かで、その他のシーンもこれと言って大胆さがない。アクションを映す犯罪映画というよりも、ストリップショーに出演する女や男とのやり取り、コ>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

たった2分間の黙祷で生活を脅かされた学生たち。家族の秘密を使い密告させようとする汚い政府の大人たち。これが実話なのが驚き。誰も抗うことができない権力に立ち向かう若者の強さに心が熱くなる。父親と母親の在>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.7

全てのホラー映画の怪物が参戦!って感じで残り30分くらいからは爽快。ビッチや正義感のある男なんかは早めに死んで処女だけが生き残るよくあるホラーのシナリオ、そういうオチしか望まない観客に対しての風刺的な>>続きを読む

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.7

暴動を起こした市民たちがショベルカーみたいな重機で適当に持ち上げられてるシーンがすごい。2022年を想定した作品だけど、こんなんになってなくてまじ良かった( ; ; )
あんな緑色のディストピア飯食い
>>続きを読む

少年(1969年製作の映画)

4.3

チビが泣いてるシーンに弱すぎてお兄ちゃんって叫びながらヨタヨタ歩いてくるところで泣きそうになっちゃった。まだはっきり発音できないアンドロメダが可愛い。
当たり屋で生活費を稼ぐ一家の放浪。子供を怪我させ
>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.8

マリアとペドロとアナの体は崩れたり再生したりして同じ状態で止まることがない。動作がない瞬間にも身体中の粘土やテープが少しずつ動いていて息をしているような美しさ。彼らは粘土だけじゃなく壁や板に入り込み、>>続きを読む

チャタレイ夫人の恋人(1995年製作の映画)

3.4

チャタレイ夫人の恋人っていろんな監督が撮ってるけどどれも評価が悪いのが不思議だ。これもなんか惜しい。人間関係のドロドロを描いているが、登場人物に深みがあるかと言ったらそうでもないし、ケン・ラッセル特有>>続きを読む

ナイン・マンス(1976年製作の映画)

4.0

言い合いをした後にキスやセックスで傷を埋めてもすぐに剥がれるよな。
息子を育てることも、自分が勉強して働いて大黒柱になることも諦めないユリみたいな強い女は素敵。自分がしたことの責任を取れない男たちみた
>>続きを読む

逆光(2021年製作の映画)

3.5

尾道いつか行ってみたいと思ってたけどこれ見たら余計に行きたくなった。景色があまりにも美しい。蒸し暑い夏が恋を加速させてくれるわけもなく簡単に散ってしまった。
70年代が舞台のようだけど衣装のせいか、喋
>>続きを読む

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.6

高良健吾ならむしろ入ってきて欲しいですお願いします。
けど、普通に初めての会話でグッピーあげるよ!はかなりキモいな。もし千尋が幸せに暮らしていたらどうするつもりだったのか。毎月花を届けるのも、家を覗く
>>続きを読む

アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.6

幻覚描写のド派手さが面白い。探究をやめられない研究者が未知の薬を自分に使って類人猿になってしまう。トリップ時の目がイカれそうなバチバチの映像や皮膚が猿に近づいていく過程でボコボコするシーンが気持ち悪く>>続きを読む

クライム・オブ・パッション(1984年製作の映画)

3.5

ラストのウィッグ被ったおっさん夢に出てきそうだな。セックスシーンの激しさとグロさ、忙しない編集がすんごい。キャスリーン・ターナーのごつめの体に似合わないブルーのドレスと金髪ウィッグが異様。そしてお前誰>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

長回しワンカット風に登場人物の背中を追いながら空間を自由に動くカメラって夢中になってしまう。素晴らしい技術と構成力。舞台裏で絡まる複雑な人間関係がテンポよく流れていく。今は落ち目の俳優が這い上がろうと>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

壮大SF苦手意識から今更見た。DUNE自体話は新しくもないしそこまでハマらなかったが、砂の惑星や衣装などの映画全体の色の統一感と映像美は抜群だった。砂が舞い霧のようにぼやけた視界の中から見える光が美し>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.3

男2人が海を見にいくだけの薄っぺらくてご都合主義映画だけど、これ見ると何でもできる気がしてきちゃう。私も余命宣告されたら悪い奴のお金をばら撒いて全部めちゃくちゃにしてから海でぶっ倒れたい。

死の棘(1990年製作の映画)

4.0

この世ではないような雰囲気を持った家族。夫の浮気を機に妻が精神的に狂っていく。夫の償いの条件は増していき、妻も何をして欲しいのか分からなくなってくる。どうすれば夫を許せるのか。浮気相手をボコボコにして>>続きを読む

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

3.8

スクリューボールラブコメだ!情報量多くて疲れた( ; ; )
犬と豹がちゃんと演技しててかわい〜赤ちゃんでも割とデカめの豹をよくあそこまで安全に扱えたな。目まぐるしい展開とヒロインの破茶滅茶ぶりに若干
>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤は無駄に不穏な演出がだるかったけど徐々におふざけとそれぞれが抱える秘密が重なって最悪の結末に進んでいく展開は面白かった。
アレックやべー奴ではあるんだけど、復讐なら良しとする。

汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

4.5

良く出来すぎてるT^T
ヤンチャな2人が大人になってギャングと聖職者になる。悪事を重ねるロッキーと善良になったジェリーの行く末は決まってる。
ロッキーが銃を撃ちまくる時の動作がいちいち派手で笑ってしま
>>続きを読む

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

3.8

田中泯の踊りの数々と幼少期の記憶をアニメーションで交えながらドキュメンタリーで記録する。もう70代であるが、彼の体には熱気が渦巻いていた。鍛えられた体は踊るための体づくりではなく、農作業や日々の生活で>>続きを読む

エロティックな関係(1992年製作の映画)

3.2

宮沢りえが可愛いそれだけ
登場人物ほぼ日本人なのにわざわざ舞台がパリなの笑える。

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.7

全てやんわりと蟠りが残ったまま終わってくれる映画好き。実際そんなもんなので。
口うるさい大人たちからの逃避、何も継続することがない自分への苛立ち、思春期の焦燥感。ただイライラしてフラフラしてただけのそ
>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

適当に見たけどめちゃおもろ映画じゃんか。妄想の人格の中での惨劇と現実、1時間半に面白さがぎゅってなってて最高。たぶんこいつだろうってのは当たってたけど、そもそも現実じゃないとか作り込まれた展開とテンポ>>続きを読む

風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.7

ほんとうに何も起こらない2時間。テレビクルーの男が村の儀式を撮るためにひたすらその日を待ちながら、人々と他愛ない会話をする。人の死を待っているというのに村に流れる時間は穏やかで美しい。たくさんのエネル>>続きを読む