kerokeromanさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.0

導入〜序盤は先がどうなるか気になっていたが、話が進むにつれて、全くワケがわからなくなった

各キャラクターがなぜここにいてなぜそんなことをするのか?などすべての行動の動機がわからず

登場人物がどんな
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

序盤のぶっ飛んだ勢いにこの先どうなるんや…と心配になる

結果的に、その後どんどん話はまじめな方向に進み、それとともに勢いもなくなっていき、笑わせようとするポイントもあったけれど、全然笑えなくなってし
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭〜序盤のこのあと何かが起こる感にはとても期待させられた

だが、全体を通して、一体何を訴えたいのか全くわからず

展開も遅々としているし、不必要だったのでは?と思うことにはたっぷり時間を注いでいる
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.0

ザッカーバーグの伝記映画
フィンチャーの映画はだいたい見ていて、これはあんまり興味のないテーマだったので見てなかったのだがようやく

ザッカーバーグって2024年現在まだ39歳なのね...
この映画1
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カモン カモン(2021年製作の映画)

2.5

ホアキン・フェニックスの佇まいや子役の演技、ギャビー・ホフマンの『ホアキン・フェニックスの妹感』はとても良かったと思う

音を大切にしている作品なんだろう

子育てということをきっかけに破綻しかかって
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

一体どうしたことだろう
ギャグアクションスパイ映画の続編を見るはずが、ぜんぜん違う内容なんですがこれは

特に3分の2くらいまでは退屈な会話劇と歴史描写と戦争の陰惨さを描いていて、前作のポピーランドな
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.5

シャマラン監督作品はほとんど見ているが、シックスセンス後の作品は手放しで称賛できるものはほぼなく、部分的に好きなものはあれど基本的には微妙な作品が多い

そして今回のこれもそうだった

いつものことだ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.0

前作はそれなりに楽しめたが、今作はつまらなかった

ストーリー・キャラクター・アクション・ギャグ、全てにおいて前作未満

かっこよくもないし、前作にあった成長のストーリーなどもない、アクションを筆頭に
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

痛快なスパイアクション映画

アクションシーンがなんといっても良いし、コメディ要素も悪くなくて脳みそすっからかんにして楽しめる作品だった

ただ、あの有名な教会のシーンがクライマックスでそれ以後はどん
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.5

予備知識ゼロで鑑賞

見始めてすぐに既視感

調べてみたらロブスターと同じ監督
違う作品で知らぬまま鑑賞して、この人が撮ったって思わせられるのはすごいと思う
ロブスターでもそうだったけど、構図や画の美
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.5

シリーズ待望の最新作

『オカルトの森にようこそ』にかなり似た作りでそれのコワすぎバージョンと言った感じ

かなり精密に撮られたり組まれたりしたんだろうという構成はさすがだった

『カメラを止めるな!
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.5

2024年一本目がこれ

良くも悪くも、B級映画の教科書みたいな作品だった

低予算・エロ・低クオリティグロ・中身なし・お約束とお約束無視

途中までは、あーほんとB級だわ...とうんざりした感じで見
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

リリー・フランキーの演技は流石だと思ったし、映像的にも美しいところが多かった

自分の子供が亡くなってしまったらどうなるだろう...なんてことを考えながら見ると色々な想いが喚起された

だが、見進めれ
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

2.0

ずっと前からすごく期待していたものの、その期待度に対してどう自分が感じるのが怖くて見れてなかった

結果的に、すごいとは思うけれど…としか思えなかった

世界観はやっぱりすごい
こんな作品を40年近く
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溺れる魚(2000年製作の映画)

3.0

原作は未読

見始めて、なんかIWGPっぽいな
と思ったら堤幸彦監督だった

最近見た堤作品、『天空の蜂』『明日の記憶』はあんまり面白く感じられなかったけれど、こういうやりたい放題やっている感じの作品
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ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.5

昔っから気になってた映画をここのところよく見ているけどこれもその一つ

廣木隆一監督はどちらもちょっとなあって感じだった『母性』『ノイズ』ぶり
むしろあたらしい作品を先に見てたらしい

一言で言ってし
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狂猿(2021年製作の映画)

4.5

何年か前にたまたまネットでプロレス大賞をとった葛西純VS伊東竜二の試合を見て雷に打たれたような衝撃を受け、これは見に行くしかないと早速後楽園に観戦に行き、それ以後デスマッチにハマっていった

ただ、フ
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

2.0

昔っから気にはなってた
ジャケットが割とおしゃれなのでそういう映画なのかと期待していた

内容的にはそれぞれの登場人物の心理状況が全然わからず、共感できず

なんでこの人はこんなことをこのタイミングで
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.0

女性四人の群像劇

空気感や雰囲気は良かった
群像劇にありがちの話のまとまらなさがあったり、浅かったりはあった

ただ、もともと原作がこういう感じのとりとめのない話なのかもしれない

原作者が主演の一
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凶気の桜(2002年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

公開当時気になっていたがそのまま見ずに20年以上

いい加減見るか、と重すぎる腰を上げたが、あげる必要がなかったように思う

イメージ的に右翼的な若者の暴走なのかな?と思ったけど、全然思想もありゃしな
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天空の蜂(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

出ている役者陣は豪華だし、原作も東野圭吾だし、良い作品になる布石は整っていたはずなのだが、蓋を開けてみると酷く安っぽい出来になってしまっていた

堤監督はあんまりシリアスなものを作るのは上手くないのか
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

1.5

亡くなってしまった人たちや年配になった人の若い頃の姿が見えるのは良い

たが、良いのは寧ろそれだけで内容的には意味不明のトンデモ作品だった

色んな事柄の描かれ方がほとんどちんぷんかんぷんだったし、内
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

山ほどの皮肉、グロ表現、差別表現などなど満載のブラックコメディー

細かいことを言えばいくらでも指摘はできるけど、脳みそ空っぽにして見るにはちょうどいい感じ

拒否反応を示す人は多いと思うけど、僕は全
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さまよう刃(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作が東野圭吾ということでハズれはしないかなと思って見始めた

たしかにストーリー本筋自体は悪くないと思ったけれど、基本的に問題提起をするような内容だったのに加えて、非常にゆったりとした映画の進行、迫
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#マンホール(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は退屈で後半は面白かったという感想を書いていた人をちらほら見かけたが、僕は全く逆、前半はどう落とすのかな?とワクワクしていたが、後半の詰めの甘さ丸だし展開にがっかりしてしまった

なんか突っ込みど
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THE POOL ザ・プール(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

この手の映画って、上手い!って思わせられないとダメなやつだと思うんだけど、あまりにも雑なご都合主義で全部構成されていて色々と酷い

特にみんな思うだろうけど、犬の処遇が酷すぎる
いや、映画監督に倫理観
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マニアック・ドライバー(2021年製作の映画)

2.0

映像的には色彩やカメラワークなど見るべきところが沢山あった

だが、映画としてきちんと作られていず、やたらエロばかり出てくるので出来の悪いAVのように見えてしまった

また、狙ってやっていて監督のセン
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.0

映像と音(音楽ではない)に強いこだわりを感じた作品だった、その点は良かった

カット無しのミット打ちシーンなどを見て、岸井ゆきの凄いなと改めて思わされた

概ね良い映画だとは思うが、ストーリー部分の弱
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(2023年製作の映画)

2.0

久しぶりの北野映画
北野映画は大体見ているのでファンと言ってもいいと思うが、そんな自分でも楽しめるものとそうでないものがある
今回は残念ながら後者だった

キャストは豪華だったし、今までの北野映画の集
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

2.0

サスペンスとかホラーっぽい方向性の映画なのかと思っていたけれど、そういう皮を被ったコメディ的というか、風刺というか一捻り効いた作品だったのだと見て知る

一捻り効いてるんだとは思うけれど、なんかよくわ
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地獄(1960年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

地獄というタイトルの邦画を見ようという試みも3夜目にして終了(もしかしたら他にもあるかもだが)

遡る形で見てきたけれどこれは1960年の作品だから63年前に作られたと考えるとそれだけでも凄いなとは思
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地獄(1979年製作の映画)

2.0

昨日見た石井輝男版地獄があまりにも酷かったので一ミリも期待してないで見たけど、こちらのほうがしっかりとは作られていた

有名な人も結構出てるので、普通に作られはしたんだろうと思う

ただ、やはりこちら
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地獄(1999年製作の映画)

1.5

おっさんが見ても何ふざけてんだと思うクオリティだが、子供が見たらトラウマになるだろう

地獄というよりはオウム真理教のエセドキュメンタリーみたいな作りだった
サービスエロみたいなものがふんだんにあった
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明日の記憶(2005年製作の映画)

2.0

病気もので演者も有名どころな実力者ばかり

その部分ではマイナス面はなかったはずなのに見終わってみてミリも感動できないのはなぜか?

そもそもこの映画、病気をネタに感動させる系の映画ではないのか?
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

2.5

予備知識もまったくない中で見たので、どういうことになるのか?という部分では楽しめた

だが、では話の流れとして面白かったかと言われると、事実の羅列を延々と続けているだけに思えた
実話がモデルになってる
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ゆりに首ったけ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

友達に誘われ鑑賞

役者さんたちが自ら制作した作品というくらいの予備知識で見始める

キャラクターが魅力的でそれぞれのやりとりも面白く、ばらまいた伏線をきれいに回収していて、限定された空間で飽きさせず
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