烏丸メヰさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

烏丸メヰ

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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

4.0

『呪餐』を観に行く前に予習として観た。

かなり落ち着いた雰囲気と真剣な作風、ストーリーもしっかりしたホラー。
ジャンプスケア、軽微な映り込みからでかい恐怖描写、薄暗さや人々の表情等、『女優霊』~『呪
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呪われた死霊館(2018年製作の映画)

2.5

エドとロレインじゃなくジャクソンとアンジェラのやつでした。

良くも悪くも「小綺麗にまとまったホラー」という印象。
残酷で痛々しい展開はあるが、そこまでモロに映さない等流血やオバケがかなり上品め。
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

4.7

『未体験ゾーンの映画たち2023』で2月に観てきた。
人形系ホラーだが、この映画の「ベニー」、『ウイリーズ・ワンダーランド』や『パペットマスター』『チャイルドプレイ』『悪熊のぬいぐるみ』など人形ホラー
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ユー・アー・ノット・マイ・マザー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「未体験ゾーンの映画たち2023」にて。

オカルトというよりも、古い民間伝承中の民間伝承(日本でいうと「櫛を拾うな」とか「米を残すと目が潰れる」くらい古~いスーパーレトロな距離感の伝承)をモチーフに
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迷霊怪談集(2022年製作の映画)

3.5

「未体験ゾーン~」で観られなかったのをU-NEXTで。
ベトナムのホラー映画。
「数多のジュース屋台の看板に描かれているかつての名女優」「手品好きな菓子売りの男」「霊視捜査を頼まれた霊能者の女」…の怪
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ヴァンパイアvsザ・ブロンクス(2020年製作の映画)

3.5

子供たちの活躍や、ヴァンパイアらしいヴァンパイア設定に楽しく観られる明るいホラー。
“子供たちの手に入るものや考えつく事で、どうヴァンパイアと戦うか”
というアイデア描写が楽しいし可愛い。

ワウンズ: 呪われたメッセージ(2019年製作の映画)

1.0

Netflixのホラーカテゴリで幾度となくエンカウントしてきた
“アート寄りで、肝心の怖さはほぼ0な上意味不明さとか生理的嫌悪ばかり残る”
というタイプのやつ。

作中で出てくる某思想におけるあるモノ
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エクリプス(2017年製作の映画)

2.2

少女ベロニカは日食の日、亡き父と話したくて友達と降霊術を試みる。
その日から不気味な出来事が身の回りに起きていき……
実話を元にしたというホラー。

ベロニカと幼い妹・弟ら可愛らしい子供達の演技や、所
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

4.5

お気に入り作品記録。
なかなか怖くて楽しめるモキュメンタリー調ホラー。
これ病気!?まさか悪魔!?えっ人怖!?……そういう事なの!?
という謎解きの進行が面白い。更に、謎解きドキュメンタリー調ではない
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ウィジャ・シャーク2(2021年製作の映画)

4.0

恐怖の霊体ザメが帰ってきた……
前作の超スーパーラストバトルのムードで一本引っ張る最高の続編。
“千里岩”など、サメ映画ルーキーさんの和訳もキレッキレ。
みんなで叫べミスティック・シールド!!
※ミス
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クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

5.0

お気に入り作品記録。
画面から滲み出るゴシックでダーティな黒。死と復讐と愛の物語。
白塗りのブランドン・リー氏がひたすらに妖しくカッコいい。

カラスによって甦ったダークヒーローでありながら、悲しみと
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モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

1.8

パラグアイホラーってどんなだろう?リメイク決定したらしいし、と鑑賞。

陰鬱とした不気味系ホラー。81分のうち本気で「やめろ!!」となったシーンが4秒くらいある。

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.5

日本人にも馴染みのある、死後の四十九日(の間に行われるあの世での裁判)をモチーフにしたファンタジー。
アクションあり笑いあり涙あり、個性的なキャラクターありでかなり楽しかった。

漫画原作との事だけど
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

5.0

B級パニックホラーと特撮の“味”を最大限に発揮してくるパワー映画。
最愛の映画のひとつ『サイコ・ゴアマン』以来の幸福感よ。
B級モンスターパニックと特撮の雰囲気や文脈が好きなら全てが愛しく楽しいはず。
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

開幕の二羽のカラスで「もしや」と思ったら、なるほど北欧神話のモチーフを多く含んだ作品。
ゲームの『ヴァルキリープロファイル』『ゴッドオブウォー』とか遊んだことある人は楽しいかも!
逆に北欧神話分からな
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Dominion: Prequel to the Exorcist(原題)(2005年製作の映画)

2.1

これが
“『エクソシスト』の前日譚のうちお蔵入りになりかけた方のやつ”
という予備知識のみで鑑賞。
不思議と和風な雰囲気を感じるデザインに理由はあるのだろうか。
これは私だけの変な感覚かも知れないけど
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

2.0

「キモ~い」「変な人だなあ(笑)」みたいにライトに楽しめるゾンビコメディ。
ゾンビ云々よりもクセ強人物達の群像劇のコメディがメインで、ゾンビ要素はそれを転がす味つけという感じ。
同じ“コメディ群像劇i
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地下に潜む怪人(2014年製作の映画)

3.5

この映画にこの邦題はラーメンの看板に“水に入れた紐”と書くようなもので、本来楽しめるであろう層を呼び込めていない感がすごい。
個人的には★5な所と★1な所が同居する珍しい映画だった。
説明不足が気にな
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

感情移入できない登場人物達、絵的に奇抜な変わった建築……で描かれる、ヒッソリ進む系のホラー。
建築の空間が見せる独特の雰囲気は個性的。

個人的に「恐怖」と呼べる描写は全体の数%であり、他は登場人物達
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呪われし家に咲く一輪の花(2016年製作の映画)

1.4

起伏や恐怖の少ない、ゆっくりと進む詩集のような映画。
よく見ると……な造形と雰囲気は美しくも不気味で素敵。

パーフェクション(2018年製作の映画)

4.0

とにかく事前知識ナシで観て欲しいスリラー。
生理的嫌悪を確実に突いてくる汚い・気持ち悪い描写があるが、それと同等の美しさを音楽や映像から感じる。
前半と後半にそれぞれある印象的なセッションシーンは素敵
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サバハ(2019年製作の映画)

4.5

運よく宗教関連の予備知識があり、かなり引き込まれた。
逆に宗教関連に興味や予備知識がないと驚きポイントでも驚きにくく“ただストーリーを追うだけ”になっちゃうくらいやや突っ走り感。
宗教的なモチーフをモ
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

怖さや起伏が少なく幽霊の顔芸だけの雰囲気ホラーかな、と途中までは思っていたけれど、映像の雰囲気の良さに惹かれてラストまで観て良かった。
ホラー定番の“信じるvs気のせい”の押し問答がややメインっぽくは
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

4.8

お気に入り作品記録。
原作の短編も好きだったけどやはりジェームズ・ワン風味の構図と瞬発力が私はかなり好き。
シンプルすぎると思う人もいるかもしれないけど、分かりやすく個性的な作品設定・その設定によって
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邪悪は宿る/セパレーション 魔物の棲む家(2021年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ダークメルヘン調の人形関係はかなり雰囲気のあるデザイン。
しかし、ホラー映画としての怖さは無く、メルヘンとして雰囲気抜群の人形を掘り下げるでもないのが個人的に残念。

ベイビー・キャッチャー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オバケポジションの存在の距離の詰め方、謎解き~荒唐無稽ファンタジー寄りの恐怖に陥り信じてもらえない展開、画面の質感、開幕から不幸の上塗りが重なりラストで明かされる最初の不幸がらみのネタバラシまでかなり>>続きを読む

バニーマン/殺戮のカーニバル(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

小汚ない着ぐるみのウサギ、という佇まいはなかなか好き。
しかし滑稽な外見のウサギとチープなゴア表現を一貫して悪趣味シリアスストーリーで用いて来るキツさ、魅力のない風景での冗長なチェイス、主人公・主人公
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