LCさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

暴力的場面があったりするけど、耐性がなくても不思議と見られるように思う。
たぶん、導入が丁寧。見られるレベルから始まって、物語の力で少しずつその後の場面も恐怖心なく見られるようになって
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

確かに面白かった。

面白かったんだけど、正直に記していいのなら、戸惑いの方が大きい。
何となく、こういうことかもなあ、と思ってたら、違う方向に舵を切りたいみたい?んー違和感あるけど、素直に流されてみ
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.9

面白かった。

久しぶりに、ジェットコースターみたいだった、という余韻に会えた気がする。
冒頭から怒涛の下げ(如何に酷い人であるか描写する、という意味で)が展開されるが、これはジェットコースターが上が
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

4.2

面白かった。

脚本を書いてた人が、脚本の書き方を教える。
最初主人公は「教えられない」と言っていたが、何を教えればいいのか本当に見当もついてない様が面白い。
考えて試行錯誤して書き上げて、売れた作品
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世界一不幸せなボクの初恋(2019年製作の映画)

4.2

興味深かった。

幸せを感じると、ナルコレプシー症状が出る。日常生活を送る上での恐怖は想像を絶する。
特に本作の主人公は、見知らぬ誰かが犬と共にそこに在るだけで緊張している。可愛い、幸せそう、癒される
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

当事者として思う重要事項はただひとつ。
一人旅で性被害に遭わなくて本当に良かった。遭ってたとしても、主人公は旅を続ける。でもその後の人生何十年も苦しむ。
iPod盗まれたことすら後々に
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.1

面白かった。

「聖人」に限らず、その人が善のステータスのみで構成されている、とイメージしてしまうことって恐ろしく一般的にあると思う。或いは、いつでも正しい人だ、とか。ただ、そのイメージを当てはめる時
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

面白かった。

いつも主役で、いつも譲ってもらうのが当たり前。確かにそういう人ではあるんだろうけれど、お互いに1番の友達だと認識もしていた。
この認識がお互いにあったことがわかるからこそ、盛大にケンカ
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キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

3.8

これ続編あったんか…

予想を覆す面白さだった。
愛を取り戻す為に法律を勉強した前作、今作では法律を、変える。
法の内容について話し合う場や、議員と名のつく人が登場する。
それでいて、小難しい説明は一
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.4

クレジット画面で「TACO BELL CORP.」とあって、私が知ってるタコベル?と思ったら、どうやらそうっぽい。
タコベル(ファーストフード店、日本にも進出済)のCMで活躍していた犬さん(ギジェット
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

穏やかな時間だった。

出会う人たちをただ被写体にするのではなく、きちんとその人そのものに関心を持って、歴史として残す姿勢に心を打たれる。
ここで生きていたんだと。

こういう作業って、タフじゃないと
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

面白かった。

徹頭徹尾皮肉で固めていて、確かに笑える。反面、切なさも感じる。

主人公みたいな人は、どこにいても誰とでも衝突できる。うまく周りと合わせて波風立てずにやることが下手。そんな彼が、どこま
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ラッセル 奇跡の始まり(2015年製作の映画)

3.6

かわいかった。

犬さんはなあ、かわええよもちろん。
しかし本作、猿さんのかわいさが1番目を引く。
内容は「そうはならんやろ」「なっとるやろがい」的に面白い。犬さんの技を受ける見事な受け身、一見の価値
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.9

面白かった。

お母さんがよお、優しさを土台とした強さでずんずん進むの最高じゃんよお。お父さん絶対その姿に痺れて今も一緒にいるやろこれ。わしも痺れたもんよお。

押し付けないように気を付けて接してて、
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

3.1

新鮮だった。

これ寝ちゃっても仕方ないかな、と思ってると、ハッと目を引く何かがあったりして油断できないところとか。
でもやっぱり退屈しちゃうかなと思ってると笑っちゃう瞬間が来たりとか。
死んでもいい
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

面白かった。

戦争ものなんだけど、主人公がたたかってた相手は、その時「正しい」と教えられてた全てだった。その象徴としてヒトラーが描かれていたのが、とても印象的だった。
主人公の中のヒトラーと何度も何
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アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

3.8

面白かった。

結構真面目に見れてたんだけど、気付いたら突っ込んでたし、気付いたら笑ってた。
当たり前のように赤い棒掴むやん…のところは当たり前のように撃沈した。フォースと共に走る車…ってこと!?
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パーフェクト・プラン 人生逆転のパリ大作戦!(2017年製作の映画)

3.7

楽しかった。

異国に居続けるのって、どこの国もやっぱり結婚がかたいのかな。それにしたって難しい状況にころんころんと陥るねえ…!

窮地に陥って友人に助けを求める。みんなで真面目に偽装に取り組む。その
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.9

面白かった!

何の知識もない。その上ヒーローものの作品に対して苦手意識がある。そんな私でも楽しめた。知識があったら楽しさ10倍増は固そうとも思う。

ツッコミどころがたくさん用意されていて、そのどれ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.4

楽しかった!

元気出る。今の自分のまま明るい気持ちで生きていける気がする。そう思わせてくれる力を持ってる作品。

主人公が、自分のままでどれだけ世界の見え方や感じ方が変わるのか、体を張って伝えてくれ
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アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~(2022年製作の映画)

4.6

見て良かった。

Nunca más (ヌンカマス、二度と再び)は、シンプル故にその思いの強さ、深さを感じられる。このような合言葉って、結構センス問われる気がする。例えば日本にはどんなのがある?

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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.9

面白かった。

物語もちろん面白いんだけど、主人公から目が離せなくなるのが本作の掴みとしては1番大きい気がする。しょっぱなから表情筋と仕草で引き込んでくる。独特のキレとか柔らかさとか、すぐ気付ける。字
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.6

とても好き。

置かれてる国旗を見て「何かチリの国旗と似てる。チリだったらどうしよう、早口で独特な言い回し多いイメージあるどうしよう」と謎に焦った。
実際は、どの人物も聞き取りやすく丁寧に話していて、
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.6

面白かった。

ワニって生き物をあまり知らないんだけれども、表情豊かでわかりやすかった。もちろん曲の数々も助けてくれた。人間の表情すら時々読み取れない私でも大丈夫だった。器用に表情筋動くねえ。そして穏
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

面白かった!

今作も楽しい。前作よりも「いろんな曲をつまみぐい」感覚がある気がする。
直近接した不思議の国のアリスが某バートン色の濃い世界だった為、一瞬でワンダーランドだってわかるのに毒気なくて面白
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。

ミニオンたちが相変わらずわちゃわちゃしててほっとする。君たちいつまでそんな可愛い存在でいるつもりなんだい。永遠によろしく頼む。

彼らはミニボスが大好きなんだなあと感じる。ミニボスが彼
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

For Harold

未来の私が、この記録を見つけた時、必要なのはこの言葉だけ。
私の中で、きちんと弔えた。そう感じる。

ゴーストバスターズ エクステンデッド・エディション(2016年製作の映画)

4.4

楽しかったー!

あ、1や2で見た感じ、ある。
あ、1や2より、レベル上がってる。
そんな感じで、懐かしいと新しいが常に手を取り合って現れる。たぶんこれが1番私のテンションを上げた。

記憶の中の「ゴ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.1

楽しかった!

怖くない、痛くない、笑える。最高。
最初「やっぱりそうですよね、戦闘シーンはありますよね、警戒するべし、ですよね」と構えていると、すぐ気付く。これ、私でも見られるぞ。
そしてケラケラ笑
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

前作より人気があるのも頷ける。

誰にも信じてもらえないたたかい、辛過ぎるよお…でも身のこなし軽くてたくましくなってるう…と思って見ていたら、記憶の中の顔を目の当たりにした時のリアクションで笑ってしま
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

意外に楽しめた。

怖くないし、人が痛い描写も強くないし、ロボットだってわかっててもやっぱそれは見られないよってなる場面は限りなく少ない。そこだけ目を背ければ問題ない。

不思議な登場にまず目が行くの
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.9

楽しかった!

相変わらずの困ったさんたちだった。そこが良い。仲間同士の会話の魅力は健在だった。ゴーストバスターズが復活する快さと合わさって、楽しさが増す。
バス運転してた子は、前作でもお会いしたかな
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.3

楽しかった!

まず、怖くない。私には重要である。怖くない。それどころか、笑う。それはもう、私じゃなくても楽しい時間を過ごせて当たり前だ。

まず主要人物が面白い。気になる女性へのアプローチ方法がもう
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おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

3.4

人なんだよ、みんな。

今ここで一緒に笑っている人も、遠く離れたところで、こことはかけ離れた生活をしている人も、みんな人。
ここにいる人も、ここではないところにいる人も、安心して笑えるなら、どんなに良
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君はひとりじゃない(2015年製作の映画)

3.9

面白かった。

セラピストが強い存在感を放つが、失われたものに心が壊れ、今を生きるということすら壊れた世界に、水を引き土を耕す重労働には確かに強いものが必要かも。

生きながら死んでいる人、失われた愛
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.2

映画館で見たら評価違ったかもしれない感は強い。

物語は物語で、歌と踊りはそれらで、それぞれ楽しい。でも、口の中で味の調和を感じるのが難しい。そんな印象。
冒頭の渋滞場面は映画館で見たら引き込まれ度が
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