LCさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.8

面白かった。

植物の世界ってあんまり知らないなーと軽い気持ちで見てみたら、最後の最後に実話と理解してビビッた。
世の中色んな闘いで溢れているもんだ…と改めて。

作品として見ると、「何の話だっけ」と
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

面白かった。

タイトルに惹かれて、実際に見たら主人公にも物語にも惹かれて、見終わると笑顔になっていた。
Mrs. Harris goes to Paris って、リズムと韻が良い。そして物語も、リズ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.6

面白かった。

結婚式場のめまぐるしいお仕事とめまぐるしい人間模様。
でも本作、個人的には音楽が好き。
慌ただしくて、行き詰まって、はあもう流石にどうにも参ったねえと静けさが訪れたところで現れる音楽は
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.4

キツかった。

暴行場面は出てこない。そういう意味で、映像としては耐性のない私でも大丈夫。
キツいのは、思い出すものが多いからかな、と思う。
私は今やっと安心できる環境を手に入れて、過去を思い出す時間
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『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版(2020年製作の映画)

4.4

すごかった。バランスが。

「恐怖回避」と銘打ってはいるものの、恐怖を根こそぎ取っ払っているわけではない。
色々耐性なければ、終始警戒を解くことはできない。緊張感が持続する。その上で、決定打のみ完璧に
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危険な遊び(1993年製作の映画)

3.5

午後のロードショーにて。

こういうの見て思うのは、もう地上に人間が誕生してかなりの年月経ってる筈だけど、目の前の人にどう向き合うかっていう、総合知の継承は難しいのかなということ。
そもそも、作中の子
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

4.0

面白かった…!

個人に対してより、社会に対して急がば回れと思えるような感じ。
急ぎたいから車を使う。自分だけじゃなくて誰も彼もみんな車を使う。そんな景色の中で様々な不具合があちこちで発生する。

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絶好調(1965年製作の映画)

4.1

面白かった!

1作の映画の14分が短編として独立したらしいのだが、確かに独立に耐えうる14分だと感じる。

ソロキャンを楽しんでいたら、移動するように命じられる。
素直に向かった先で目の当たりにする
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ビッグフットVSメガロドン(2021年製作の映画)

3.3

面白かった…え…

見た目は結構良い感じじゃん、という印象を持つ。サメとか宇宙船とか何か機械とか。
ただ、動きやカメラワークが単調かもしれない。
個人的には、このバランスにより「痛い描写が出てきてもガ
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

4.8

楽しかった!

遊園地に今月できた新しいアトラクションに乗ってみたら、楽しくてあっという間に終わっちゃった!という感覚。
3Dや4Dでも楽しみたい!と思わせる。

匠。そう感じる。
各々のキャラクター
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ミニオンの月世界(2024年製作の映画)

3.4

楽しかった。

グルーとミニオンたちが月を盗んで、元に戻した直後くらいみたい。
サメを飼ってたあの方ですよね!と少し期待したが、宇宙サメは現れなかった。しょんぼりしてないよ。宇宙にいるサメはシャークネ
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

子に対する親の姿勢や考え方はどこからくるのか。更にその親の存在も出すことによって、受け継がれたものを理解した上での子の選択が強い印象を残すような、そんな作品。

主人公の考え方の推移が
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猫とピットブル/キットブル(2019年製作の映画)

3.8

面白かった。

主要2キャラクターの対比がしっかりしていて見やすい。
犬さんも子猫さんも、細かいところまでこだわって描写しているのが見てとれる。
かわいい、がんばれ、動く彼らを見ていて素直にそう楽しめ
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

私には合わなかったようだ。

本作、私が見た理由は「グレート-O-カーン」というプロレスラーが出ると知ったことにある。
ほんの一瞬だけ出るのかもしれない、気付けるかな、という気持ち。
実際に見てみると
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.7

面白かった。

今回見たのは、金曜ロードショーで放送されたもので、ノーカット版なのかどうかわからないのだが、ともかく金曜ロードショーでの本作を見て感じたことを素直に記録する。

3D作品だけれど、ちゃ
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.8

好き。

主人公の話し方が、アルゼンチンの友だちそっくりでニコニコしてしまった。

主人公がピアノの人に「それは Educación と呼ばれるものだ」と言う。
Educación、作中ではマナーと訳
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

暴力的場面があったりするけど、耐性がなくても不思議と見られるように思う。
たぶん、導入が丁寧。見られるレベルから始まって、物語の力で少しずつその後の場面も恐怖心なく見られるようになって
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

確かに面白かった。

面白かったんだけど、正直に記していいのなら、戸惑いの方が大きい。
何となく、こういうことかもなあ、と思ってたら、違う方向に舵を切りたいみたい?んー違和感あるけど、素直に流されてみ
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.9

面白かった。

久しぶりに、ジェットコースターみたいだった、という余韻に会えた気がする。
冒頭から怒涛の下げ(如何に酷い人であるか描写する、という意味で)が展開されるが、これはジェットコースターが上が
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

4.2

面白かった。

脚本を書いてた人が、脚本の書き方を教える。
最初主人公は「教えられない」と言っていたが、何を教えればいいのか本当に見当もついてない様が面白い。
考えて試行錯誤して書き上げて、売れた作品
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世界一不幸せなボクの初恋(2019年製作の映画)

4.2

興味深かった。

幸せを感じると、ナルコレプシー症状が出る。日常生活を送る上での恐怖は想像を絶する。
特に本作の主人公は、見知らぬ誰かが犬と共にそこに在るだけで緊張している。可愛い、幸せそう、癒される
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

当事者として思う重要事項はただひとつ。
一人旅で性被害に遭わなくて本当に良かった。遭ってたとしても、主人公は旅を続ける。でもその後の人生何十年も苦しむ。
iPod盗まれたことすら後々に
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.1

面白かった。

「聖人」に限らず、その人が善のステータスのみで構成されている、とイメージしてしまうことって恐ろしく一般的にあると思う。或いは、いつでも正しい人だ、とか。ただ、そのイメージを当てはめる時
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

面白かった。

いつも主役で、いつも譲ってもらうのが当たり前。確かにそういう人ではあるんだろうけれど、お互いに1番の友達だと認識もしていた。
この認識がお互いにあったことがわかるからこそ、盛大にケンカ
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キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

3.8

これ続編あったんか…

予想を覆す面白さだった。
愛を取り戻す為に法律を勉強した前作、今作では法律を、変える。
法の内容について話し合う場や、議員と名のつく人が登場する。
それでいて、小難しい説明は一
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.4

クレジット画面で「TACO BELL CORP.」とあって、私が知ってるタコベル?と思ったら、どうやらそうっぽい。
タコベル(ファーストフード店、日本にも進出済)のCMで活躍していた犬さん(ギジェット
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

穏やかな時間だった。

出会う人たちをただ被写体にするのではなく、きちんとその人そのものに関心を持って、歴史として残す姿勢に心を打たれる。
ここで生きていたんだと。

こういう作業って、タフじゃないと
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

面白かった。

徹頭徹尾皮肉で固めていて、確かに笑える。反面、切なさも感じる。

主人公みたいな人は、どこにいても誰とでも衝突できる。うまく周りと合わせて波風立てずにやることが下手。そんな彼が、どこま
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ラッセル 奇跡の始まり(2015年製作の映画)

3.6

かわいかった。

犬さんはなあ、かわええよもちろん。
しかし本作、猿さんのかわいさが1番目を引く。
内容は「そうはならんやろ」「なっとるやろがい」的に面白い。犬さんの技を受ける見事な受け身、一見の価値
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.9

面白かった。

お母さんがよお、優しさを土台とした強さでずんずん進むの最高じゃんよお。お父さん絶対その姿に痺れて今も一緒にいるやろこれ。わしも痺れたもんよお。

押し付けないように気を付けて接してて、
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

3.1

新鮮だった。

これ寝ちゃっても仕方ないかな、と思ってると、ハッと目を引く何かがあったりして油断できないところとか。
でもやっぱり退屈しちゃうかなと思ってると笑っちゃう瞬間が来たりとか。
死んでもいい
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

面白かった。

戦争ものなんだけど、主人公がたたかってた相手は、その時「正しい」と教えられてた全てだった。その象徴としてヒトラーが描かれていたのが、とても印象的だった。
主人公の中のヒトラーと何度も何
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アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

3.8

面白かった。

結構真面目に見れてたんだけど、気付いたら突っ込んでたし、気付いたら笑ってた。
当たり前のように赤い棒掴むやん…のところは当たり前のように撃沈した。フォースと共に走る車…ってこと!?
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パーフェクト・プラン 人生逆転のパリ大作戦!(2017年製作の映画)

3.7

楽しかった。

異国に居続けるのって、どこの国もやっぱり結婚がかたいのかな。それにしたって難しい状況にころんころんと陥るねえ…!

窮地に陥って友人に助けを求める。みんなで真面目に偽装に取り組む。その
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.9

面白かった!

何の知識もない。その上ヒーローものの作品に対して苦手意識がある。そんな私でも楽しめた。知識があったら楽しさ10倍増は固そうとも思う。

ツッコミどころがたくさん用意されていて、そのどれ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.4

楽しかった!

元気出る。今の自分のまま明るい気持ちで生きていける気がする。そう思わせてくれる力を持ってる作品。

主人公が、自分のままでどれだけ世界の見え方や感じ方が変わるのか、体を張って伝えてくれ
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