田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

田山信行

田山信行

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KG カラテガール(2010年製作の映画)

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アクションを主体とする映画に複雑な物語は必要ないとはいえ脚本があまりに酷すぎる。シンプルなのと粗雑なのでは全く違うんだけど。

伝説の空手家を卑怯な手でもって殺害して黒帯を奪ったところでその空手を継承
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抜け忍(2009年製作の映画)

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谷垣健治氏にアクションの才を見出された逸材、肘井美佳堂々の主演作がコレ一本のみというのが勿体ない。他に『AVN』や『NINJA』で相当にアクションは見せてくれてはいるが。

ほぼ山奥のみのロケの低予算
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ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(1991年製作の映画)

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タイトルこそ『超サイヤ人だ孫悟空』だが当時のTV本編ではまだ悟空が超サイヤ人と化していなかったため擬似超サイヤ人という本番なしのAVの様な処置の形態が登場するに留まる。TVに先行して超サイヤ人登場とい>>続きを読む

DRAGON BATTLE EVOLUTION(2004年製作の映画)

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話題作に便乗して類似タイトルにするのはビデオスルーの常道だが、またよりによって泥舟に乗っかってしまうとは。わざわざ更に5年前にリリースしたタイトルを引っ張って。

主演はドン・“ザ・ドラゴン”・ウィル
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

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映画での貞子は一貫して幼少期からバケモノとして描かれてきたのに急にセンシティブな貞子のドラマを見せられても……。
『ループ』の映像化は置いといて折りよく鈴木光司先生が短編を書いてくれたのでとばかりの安
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ハンテッド(2003年製作の映画)

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彼岸を超えてしまった男、超えずに踏みとどまった男。トラッカーと呼ばれる特殊技術を極めた男たちの息詰まる壮絶な師弟対決。デル・トロが映画史上最狂の殺人マシンっぷりを見せつける。

単純な腕っぷしだけで測
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レディ・ハード/香港大捜査線(1985年製作の映画)

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ミシェール・ヨー主演作で買い逃していた本作。近年は香港映画も廃盤商品がすぐさまプレミアと化す。マニアックなホラーなどと合わせてニッチだが確実に需要があるジャンルと弄ばれているのが腹立たしい。

メルカ
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ミュータント・タートルズ(1990年製作の映画)

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タートルズは小学生の頃、ド世代だった。アニメも見てたしゲームも面白かったな。ミューティションのフィギュアも買った。アニメ本編と違ってなぜか白眼剥いてるデザインの。懐かしいな。

この当時の技術ではター
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ドラゴンボール 超サイヤ人絶滅計画(2010年製作の映画)

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OVAでも続話なしの単独作ならば映画扱いで登録があるのは有難い。元々はゲーム内の特典というかなり特殊な位置づけの作品だが現在では配信もしているからか。その割には配信先へのリンクが無い。この辺りFilm>>続きを読む

ザ・ネスト(1987年製作の映画)

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例え屈強な男でも苦手であったりする最強の不快生物ゴキブリ。得意な人間はいないだろうがそういう人間には地獄のような映画だ。

異常進化を遂げた肉食の殺人ゴキブリが大量に襲い来るなんてまぁキワモノだがそれ
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人蛇大戦・蛇(1982年製作の映画)

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アナコンダとか近年もスネークパニック映画はそれなりにあるがまずCGである。これは1982年制作なのでそんなもんはなく出てくる蛇はすべて本物。

床一面を埋め尽くす何万匹の蛇の上でのたうち回ったり身体中
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はいすくーる・ゴーストバスターズ(1995年製作の映画)

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90年末〜2000年代、とある事情から大手メーカーがホラー映画のリリースを敬遠してたその隙間を縫うようにホラーのリリースを盛んに行なっていた今はなきJVDの初期の自社制作作品。

この当時のチープなビ
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リング2(1999年製作の映画)

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前作をわざわざ『リング』と『らせん』同時上映という構成にしたのにコレ作っちゃったら台無しなのでは、という続編。形骸的に関係ない映画との同時上映。オカルトを科学で引っくり返すという面白さがあまり理解され>>続きを読む

らせん(1998年製作の映画)

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映像化としては『リング』よりも完璧な出来なんだよ。オカルトとしての呪いのメカニズムを今度は科学的な見地で解明していく。原作の構成を忠実に90分にまとめ上げてオカルトからSFへのジャンルの転換を原作同様>>続きを読む

ザ・ガーディアンズ 後編:闇の侵略者との最終決戦(2013年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
登録リクエスト悲願成就。

まさかこのシリーズがこんなシリアスな展開を迎えるとは。人類の命運を背に最後まで闘い続ける世界戦士サマー。その一方でファンが望む展開もしっかりあり
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ザ・ガーディアンズ 前編:暗黒の地からデーモン襲来(2013年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
登録リクエスト悲願成就。

カナダでは人気らしいブリジット・キングズレー主演“DARK RISING”シリーズ第3弾。日本ではまたリリースメーカーが変わってのリリース。なぜ
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虹の女神 Rainbow Song(2006年製作の映画)

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上野樹里やっぱり上手いよなぁと思った記憶。『ジョゼと虎と魚たち』で観て若くしてすでに実力派という印象を持っていた。のだめのイメージが強く付いて、まぁあれも思い切りマンガな演技を体現できるのも凄いんだが>>続きを読む

花と蕾 ヴァージン・プレイ(2005年製作の映画)

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あちらの官能映画は内容としてはよく分からんものが多い。アート志向といえば聞こえは良いが。下世話な欲望にフォーカスする日本のピンク映画の方が好みだ。逆にあちらの様なアート的要素ってのは無いのだが。

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スーパーファイアー(2001年製作の映画)

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若かりしシエンナ・ギロリーがとにかく美しい。「髪を短くすると、顔が映える。」という台詞が劇中にあるが確かにそうかも。憂いを帯びた瞳がより際立たせている様な。彼女が演じるのは放火によって幼児を殺害せしめ>>続きを読む

アマゾネス・プリンセス(2011年製作の映画)

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前作とは別のメーカーから単体作としてリリース。売れ行きが良くなかったのか、5年越しの続編だから単に忘れたのか。シリーズ2作目だと分かるだろうに新たに権利を取得するメーカーも不思議だが。日本国内でリリー>>続きを読む

ダーク・ワールド(2007年製作の映画)

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アンダーワールドを模したこの手のヒロインアクションはいったい何本捏造されたのやら。素材集のモデルでもないCGでもない、ジャケ通りのビキニのお姉さんがきちんと出てくるだけで良心的な作品だ。

異界への扉
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REVENGE リベンジ 鮮血の狩人(2020年製作の映画)

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元々のリベンジの血みどろな過激さとはぜんぜん違う毛色だけどこれは面白い。
アメリカらしい明快なジャンルものとして作られていた前作よりも独自色強くて良い。ベルギー映画?

物語の動線的な導き方が上手くて
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REVENGE リベンジ 鮮血の処刑人(2020年製作の映画)

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前作のフレンチホラーとは全く関係ないアメリカ産。類似的内容ってだけで無理くりシリーズものとしてリリースしてしまうって未だこんな商売をやり続けているアルバトロスが素晴らしい。今や劇場で少なからず傑作を配>>続きを読む

突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

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なぜ今このタイミングで『あさま山荘事件』なのか?

『ゴジラ-1.0』に際して『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を観直した。関連としては冒頭にゴジラが登場したこの作品だけで良いのだが、どうせついでだか
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ムービング・ターゲット(2004年製作の映画)

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パクリ……ではないが『インファナル・アフェア』に触発されたであろう一本。エディソン・チャン配してるし。二大スター共演に警察とマフィアの抗争くらいが共通項で展開は全く似通ってはいないけど。

主演二人そ
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

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茶川さん人間性が後退してない?
ずっとしとやかな演技でもアレだし、そういうキャラなんだけど。カラーテレビよりまず風呂を増築しろ鈴木オート。堀北真希もここから僅か数年後に実際に結婚、引退してしまうとは…
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インファナル・アフェアIII 終極無間 4K(2003年製作の映画)

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シリーズの完結編というかⅠの後日談というか全作を貫いている“無間地獄”を詳細に描いたその顛末的な内容。もともと三部作想定で作られた訳ではなく一作目で完結しきっているから必ずしも続編を観なくとも良かった>>続きを読む

インファナル・アフェアII 無間序曲 4K(2003年製作の映画)

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過去にシリーズでこれだけ劇場で見逃したことがずっと悔恨として残っていた。だって安易な続編かと思ったのだもの。しかしこれが……実際ヒットを受けて作られた後付けの続編というか前日譚なんだけどドラマ的な高ま>>続きを読む

インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

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香港ノワールだと定番?としてあった潜入捜査官もの。正義と悪の間で揺れ動く人間の葛藤がドラマとして映えるものだったからだろう。潜入捜査官ものというと殆どそれが主軸。この作品の画期的なところは捜査官だけで>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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山﨑貴『ゴジラ』実現への期待から至って16年か。監督の初期作『リターナー』が大好きなんだがハリウッド風のエンターテイメントを邦画でも遂に観れる様になるか、という期待もあって。『ALWAYS』はまぁ良い>>続きを読む

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

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何よりも冒頭に登場するゴジラ、である。
この時点で山崎貴監督が新たなゴジラ映画を撮る最有力候補かと思われた……が、それから16年とは。

小池彩夢ちゃんはなかなか将来楽しみな子役さんだったのだが。

ナックルガール(2023年製作の映画)

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MGM製作ってことに驚いた。
そこそこのバジェットが掛かっていてルックや良し。この手のアクションノワールものだと邦画じゃインディーズ規模かVシネしか無かったし。妹を取り戻す為の試合に挑むという点はスポ
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石岡タロー(2023年製作の映画)

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地元発映画。この様な物語が実際にあったなんてこの映画の発表まで露知らず。主な製作資金は協賛金のインディーズ映画ということでコレが意外にといったら失礼だろうが、物語の始まる昭和30年代の風景が非常に丁寧>>続きを読む

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ(2010年製作の映画)

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正直、仮面ライダーW自体は別に好きじゃないんだが……本作が平成ライダー映画最高傑作であることは間違いない。

坂本浩一監督ライダー映画初登板。これまでより数段レベルアップしたアクションは勿論、仮面ライ
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レディ・ウェポン(2002年製作の映画)

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幼少期に誘拐され孤島でブートキャンプにブチ込まれ無理やり女暗殺者の道へ。訓練の仕上げには屈強な男たちに犯されるというニキータ以上に人権ガン無視な組織。牛耳ってるのがまた同じ女性ってのが始末に悪い。目的>>続きを読む