田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

田山信行

田山信行

映画(3069)
ドラマ(8)
アニメ(0)

ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

-

長寿アニメ化を見越してのキャスト変更ってのはひとつの手かと思う。残念ながら本作は制作側の不義理で原作者に悔恨を残す結果となってしまったが。

キャストの急逝によっての変更ってのも後任にプレッシャーだし
>>続きを読む

銀魂オンシアター2D バラガキ篇(2023年製作の映画)

-

コンテンツの執拗な延命化は……
とか思いもするのだが、でもまぁいいか。好きな銀魂だから。完結後もこうして作品の灯が消えないのは嬉しい限りだ。このままTHE FINALにまで連なっていくのかな?

原作
>>続きを読む

ペナルティループ(2024年製作の映画)

-

最近ループもの流行ってるのかな?
大概そのループから抜け出すのが主題となるが、本作は憎き相手を何度でも殺す為に望んで繰り返すループ、という新たなアプローチ。

実際と変わらぬ感覚を得られるそれはもう仮
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

-

マリオって異世界転生ものだったん?
ハリウッドのこの手のフル3Dアニメは映像としての魅力が全然分からないんだけどゲームの映像化という文脈でならアリか。

ちょっとGotGのオマージュもあり?最後の最後
>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

-

TARAKOさん追悼。
超長寿アニメのちびまる子ちゃんだが長い歴史の中でも映画化されたのは3本と少ない。同じ日常が基調のアニメでもクレしん程にブッとんだ非日常への飛躍なんて難しいだろうし。

本作では
>>続きを読む

魔法少年☆ワイルドバージン(2018年製作の映画)

-

濱津隆之さんがパワハラセクハラ上司ってキャスティングが意外だったんだけど……実はこういう人がするんだよねっていうリアル感なのか、コメディだからこそ迫真性を薄めたキャスティングなのか。

ユルユルした進
>>続きを読む

Love Will Tear Us Apart(2023年製作の映画)

-

にわかには内容を察せない英字のタイトルとビジュアルのミステリアスさに惹かれて。敢えて前情報一切無しで。

導入はオーソドックスなホラーに見えて一転、予想できない割とトンデモな展開やビジュアルが炸裂する
>>続きを読む

ダブル・エクスタシー 美女刑事コンビの快感大捜査線(2018年製作の映画)

-

市川まさみがなぜかお嬢キャラなのが。時間の限られた中でアクションをしっかり作り込んでいるのは好感触。パンチラも厭わず蹴りまくる市川まさみが良い。いや凄く露骨なんだけどパンチラ。中学生男子が喜ぶ程度のそ>>続きを読む

ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突(2024年製作の映画)

-

現行のTVシリーズにかつての様な4〜5クールの制作体制を望むのは酷だろうが、でもせめて映画ならば……本作ブレーザーでは多少なりともスケールアップを望めるのではないか、と思ったが。

全国公開と銘打った
>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

-

昔、仕事で20mほどの鉄塔に登る点検作業をしていたことがあったがその程度の高さでも風に煽られると結構恐怖を感じたものだ。特に高所恐怖症という訳ではないが地上600mは想像を絶する。

なんであれ好んで
>>続きを読む

昭和鉄風伝 日本海(1991年製作の映画)

-

地方の開発事業の利権を巡っての悪徳ヤクザと任侠組織の抗争劇、という触りは悪くないけども肝心の初主演の浜ちゃんが……第三勢力として台頭する訳でもなくイキって自分の組と仲違いした挙句に敵にいい様に使われて>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

-

80〜90年代SFへの回帰か。
AIという存在が身近になった今ならではの新たな視点というものは特には感じられない。

機械と人間の戦争というメインテーマがもう散々擦られたものであって古臭いのでは?とタ
>>続きを読む

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

-

坂ノ上茜!その出演を目当てに観るといつ出てくるんだろう……とヤキモキしてしまったがまぁまぁまぁまぁ。クレジット順からいえば。全然メインに絡んでないんだ、あぁ。でも良い役どころだけれども。

会話をキャ
>>続きを読む

富夫(2011年製作の映画)

-

『古潤茶』ホラー漫画界の重鎮お三方が自ら映像化に挑んだプロジェクト。原作者にメガホンを渡すというのはひとつの手かも。映像の演出は素人なのだからそれを差し引いてどうかだが。この一度切りで企画は終わってし>>続きを読む

富江VS富江(2007年製作の映画)

-

JホラーにてVS企画の先陣を切ったのは富江だった。だが貞子も伽耶子も海を渡ってるんでそれに比べりゃ些細なことなんだが。ハリウッド版富江?あるかな……。

あびる優も悪いイメージがついて間もない頃だった
>>続きを読む

富江 REVENGE(2005年製作の映画)

-

“富江関連事件”と称され古くは明治の頃から記録がある……という映画独自のバックボーンをより膨らませた内容。一介の刑事が富江の事件を追ってる、ぐらいは良かったけども公安警察が出てきて富江をテロリスト認定>>続きを読む

富江 BEGINNING(2005年製作の映画)

-

前作が最終章だったはずが。及川中監督を呼び戻してまで復活。ビギニングっていうか……初作でいきなりヒネりまくって結局あとから原作1話に当たる話やるなら最初からやれよってねえ。

ビデオ撮りになって明らか
>>続きを読む

富江re-birth(2001年製作の映画)

-

酒井美紀さんは間違いなく美人です。
だが富江のキャラには合っていない。
菅野美穂以上に魔性というイメージがない。若くして実力派女優であったので演技力を推しての富江抜擢だったのであろうと。その点では菅野
>>続きを読む

富江replay(2000年製作の映画)

-

怪奇ホラー的雰囲気は随一。宝生舞もビジュアル的には申し分ないのだが。

原作の森田病院編が元になっているがホラー要素を前面に押し出し過ぎて本来の富江の世界観からはやや剥離している。前作もそうだけども男
>>続きを読む

うずまき(2000年製作の映画)

-

『富江』に次ぐ伊藤潤二の代表作だが映像化は富江以上に難儀だろう。不条理で支離滅裂な世界観。単発のエピソードには面白みもあったりするが。映画で一本に纏めようってのが無茶。

しかし伊藤潤二作品のキモって
>>続きを読む

富江 アナザフェイス(1999年製作の映画)

-

永井流奈の日本人離れした美貌に鼻の抜けた様なアニメ声。人間味を感じさせない特異な個性がうまい具合に富江に合致していると思う。好意的に見て。

これは映画ではなく関西ローカルのドラマだが。元々原作もほぼ
>>続きを読む

富江(1999年製作の映画)

-

月子の失われた記憶と数々の未解決事件にて浮上する富江という名の謎多き女。映画化初作としてはもっとストレートな映像化で良いと思うが……

原作から捻りすぎてる感もあるんだけど映画的趣向とでも言えばいいか
>>続きを読む

うめく排水管(2004年製作の映画)

-

短編である原作に多少の肉付け(脚色)を施して映像化するという狙いは悪くない。栗原瞳と岩佐真悠子の主演両名も伊藤潤二先生の描く美少女の造型に負けず劣らずの魅力を放っておりアイドルホラーというパッケージン>>続きを読む

コード211(2018年製作の映画)

-

確実に金を引き出せる方法があったのに何故リスクがついて回る銀行強盗を選んでしまうのだろうか。まぁそれでなきゃメインの警官隊VS銀行強盗が成り立たないんだけど。肝心の銃撃戦は特に面白みはないが、それに付>>続きを読む

キル・ショット ネイビーシールズ&FSB特殊部隊(2023年製作の映画)

-

安上がりな男なので……綺麗なお姉さんさえ出てたら内容がつまらなくとも決して損した気分にはならないのだ。重要なファクター。ちゃんとジャケ写通りの綺麗なお姉さん!その点では良作だ。

世界で最も美しい顔1
>>続きを読む

空へ ―救いの翼 RESCUE WINGS―(2008年製作の映画)

-

そもそもの製作本数が少ないものの自衛隊を扱う映画なら架空のクーデターとかではなく本作の様な救難活動など平時における任務を主体として描くものがもっとあって良いと思う。映画が世論を変えるだなんて過信はしち>>続きを読む

ランサム(2023年製作の映画)

-

日本できっちりケレン味のあるアクション・ノワールを撮れる数少ない逸材、室賀厚監督。久々に初期作の様な熱い一作に仕上がっていた。開き直ったバカ路線が主なその他のエクストリーム配給作品と打って変わって本作>>続きを読む

ハイ・ヒート その女諜報員(2022年製作の映画)

-

オルガ・キュリレンコはいくらでも出る作品選べそうなもんなんだけど何故こんなB級アクションばかり???共演のドン・ジョンソンに今テンション上がる人どんだけいるのよ?昔ナッシュ・ブリッジスはテレ東でよく見>>続きを読む

AIMEE エイミー マリーン・フォース(2022年製作の映画)

-

アメリカでこの手のものが増えてきているのだろうか。性搾取ヴィジランテ映画。アフガニスタンの戦地で少女爆弾によってPTSDを患った主人公ジェシカはアメリカへ帰還するが故国でも少女が消費される地獄が続いて>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

-

自らを消耗品とやや自嘲しながら奮起した奇跡の狂宴も4作目を数える。キャリアの総括的な面もありつつさらに10年以上経ち未だスタローンもバリバリ現役なのは凄いことだ。右腕たるステイサムも未だキレ衰えず。現>>続きを読む

制服サバイガール II(2008年製作の映画)

-

前作でなぜか雑に途中退場した仲村みうを主役に変えて。二部作にする必要あったろうか。ただ仲村みうで別パッケージにしたかったというだけの水増し感。

植物人間化の原因の究明のためサバイバルランドへ舞い戻る
>>続きを読む

制服サバイガール I(2008年製作の映画)

-

サバイバルランドと銘打たれた体感アトラクション施設が時代劇村?JKが江戸風景に食いつかないでしょう。光線銃で敵を撃つってコンセプトとチグハグでは。借りられたテーマパークがここしか無かったのだろうと思う>>続きを読む

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

-

鈴木光司原作とはいえ『リング』の後に何故このベッタベタなホラーを?と思わなくもないが……オーソドックスゆえに期待を上回りはしないが裏切ることもない。日本のホラーらしいホラーを観たいと思うならそう外すこ>>続きを読む

シークレットルーム NO.7(2006年製作の映画)

-

3000Mark達成。
コロナ以降は鑑賞本数が激減しモチベーションも低下したままだが今少しでその数が見えてきたので年内に達成できないかとせめての小さな目標。

そして観る映画をどうするか……?
何か3
>>続きを読む

ミュータント・ニンジャ・タートルズ2(1991年製作の映画)

-

タートルズたちがなぜミュータントとなったか?そのルーツを巡って……実は生きていたシュレッダーがそれに乗じて復讐を企む。

なんて本格的な志向っぽいお膳立てはあるものの一切シリアス化しない。物語に軸はな
>>続きを読む

女忍 KUNOICHI(2011年製作の映画)

-

『KG カラテガール』と同年の主演作。アクションはユーデンの園村健介氏が手掛けており、これまでの西冬彦監督作品と比べ見応えのあるアクションに仕上がった。ここから更に様々なアクション監督と組んで決定打と>>続きを読む