こみっくがーるずの10の情報・感想・評価

エピソード10
みちるばっかり愛されてずるい
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あらすじ
世間はクリスマスシーズン!まんが家寮でもかおすと小夢は寮母さんと一緒にツリーの準備で大忙し。一方、寮の前には琉姫の姿が。なぜか浮かない顔で門の前を何往復もしているけど、一体どうしてしまったんでしょう?
コメント1件
まりん

まりん

このコメントはネタバレを含みます

クリスマスに向け着々と準備を進めるかおす先生たちだが、琉姫は恋人がいない自分を憂う日々。 忘れてしまっていた誕生日を盛大に祝われ何とか愛されている実感を取り戻す。 普段は大人っぽい琉姫のサンタコスがかわいかった。 あっという間に年末になり漫画家の面々も帰省モードに入るが、かおす先生が連絡ミスで実家に帰れないという非常事態発生。 急遽翼の家にお邪魔することになるが実は翼が超お嬢様であることが判明。 おしとやかお嬢様な翼と別世界すぎる状況にパニックになるかおす子、頼れるっきーのバランスがまた絶妙で笑った。 そしてある意味一番愛を実感することができた琉姫…。 コメディ調に描かれてはいたものの、良家の子女であるがゆえの翼の悩みや家族からの理解が得られない辛さが伝わってきて、ますます応援したい気持ちになった。 寮に戻ってからはみんなで初詣へ出かけた後、没ネームを燃料に焼き芋パーティー開催。 それぞれの仕事スタイルが垣間見えるだけでなく、かおす先生の漫画愛や努力が感じられるシーンでなかなか面白かった。 エピソードが複数詰まっているにもかかわらずギャグ中心でテンポ良く進む回で構成や緩急の付け方が秀逸だった。 豪邸カット&壮大なBGMや最後の「没や〜きいも〜」オチに独特なテンションを感じると思ったら中西さんが演出から原画まで務めていて納得。