こみっくがーるずの12の情報・感想・評価

エピソード12
いってらっしゃいませ 立派な漫画家さまたち
拍手:10回
あらすじ
かおす初の連続掲載!前編の原稿の評判は上々だけど、それはまんが家寮のみんなが手伝ってくれた箇所だった。さあこれから後編の原稿を、という時に寮の建て替えのためにみんなは一時的に実家に戻ることに。一人きりで自信を失ったかおすのもとに、意外な人が訪ねてきて--
コメント1件
まりん

まりん

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前編の反応は好評だったものの後編のペン入れがなかなか進まず早くも壁にぶち当たるかおす先生。 小夢たちに励ましてもらいなんとかペースを取り戻そうとするがみんなは一足先に退寮。 いよいよ一人になってしまいいつもよりドジっ子を発動させたり情緒が乱れたりそれでも復活モードに入ろうとしたり最後の最後までかおす先生にはひたすらハラハラさせられた。 変わらず優しい寮母さんに癒やされているとなんとかおす先生のお母さん登場。 漫画家である娘を「かおす先生」と呼ぶのに現状に苦しむかおす先生を見て「薫子ちゃん」呼び…。 やや癖の強さは感じたけれど、小さな頃からかおす先生を見守ってきて辛いときはいつでも受け入れてくれる、そんなお母さんの優しさに感動した。 そしてどんなに苦しくても自分の抱えている仕事から逃げないかおす先生と、かおす先生の覚悟と成長した姿を受け止め抱きしめるお母さんにまた涙。 友情やほんのり百合?、社会人同士のやり取り、漫画家と編集間の信頼関係に留まらず、こういった日常系アニメで親子間の絆まで描かれているのはちょっと新鮮に感じた。 寂しさに押しつぶされそうになりながらもみんなからのメッセージを糧に一人で原稿を完成させるかおす先生。 帰省時に寮でのかけがえのない日々を実感して泣くところは、12話の思い出が詰まっているようで見ている側も胸に込み上げるものがあった。 今回ほぼ泣きっぱなしだったかおす先生だけど、最後はみんなと再会して笑顔でこれからのスタートを切るという完璧な締め方。 OPとEDが両方流れたのも良かった。