ゆゆ

輪るピングドラムのゆゆのレビュー・感想・評価

輪るピングドラム(2011年製作のアニメ)
4.0
ネット好感度の高い作品っていうイメージ、見た人は面白いって言ってて今でも結構好きな人は好きっていう。
結構期待しながら見たんだけど分からない部分が多すぎてあのシーン結局どういうこと??っていう疑念が結構残った。自分の理解力が低いせいなのかな…

メインキャラ3人と3人がそれぞれボタンの掛け違えみたいに噛み合ってないというか、三角関係ってわけじゃないけど気持ちが伝わってないというか全員キャッチボール前提で球を投げずに相手に向かって球を投げてるから相手もちゃんと受け取れてない、みたいな印象。
ちゃんと対話というか、分かり合えてたのはしょうまとりんごだけみたいな。それぞれが残された人間で色んな意味で囚われてたんだけどりんごだけはももかの代わりなんかじゃなくてりんごはりんごだって言葉や行動で教えてくれたしょうまがいたから救われたのかな。

最終話の最後のシーンが本当によく分からなかったんだけど、かんばがしょうまに半分分け与えてて、そこからしょうまが貰った半分の半分をひまりに与えてて。本来しょうまとひまりは死ぬ運命だったけどそれをかんばが無意識に呪文を言ったことで塗り替えてた?けどひまりは半分の半分しかないから物語開始地点で不治の病だった。で最後しょうまが自分の半分をひまりに渡して、それをひまりがかんばに返して完全体に戻ったそれをかんばはひまりに渡した。だからしょうまとかんばは死んでひまりは生存したという世界線に塗り替えられた。みたいなことはざっくり理解できるんだけどかんばとしょうまの関係性?がよく分からなくて。幼いかんばとしょうまってなんであの檻の中にいれられてたの?そこら辺がよくわからないせいで今見てるものの表面しか理解できてないな…って気持ちになってる。だからこの作品めちゃくちゃ面白かった!!!!!って気持ちにはなりきれないというか、それって結局どういう意味なん??って疑問が残り続けてる。

分かんなかったシーンまだあって、そもそもももかはなんで未来日記みたいなの持ってたし呪文なんて知ってたの?

なんていうか、1期分?りんごの話が片付くまでは普通に面白いなと思えてたんだけど後半情報量増えてから分からなかった。

あとBGMとか作品の雰囲気がデュラララに似てるなと感じてしまったせいで一生デュラララっぽいなーがチラついてた。全然違ってはいるんだけど。だからデュラララと比較して評価しちゃってる感はある。

結局ピングドラムってなんなんだろう。
ゆゆ

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