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ワンピース 東の海編のsarのレビュー・感想・評価

ワンピース 東の海編(1999年製作のアニメ)
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こんなに何も考えずに済むのに、ある程度楽しめるコンテンツは稀有であり素晴らしい。アニメはリアリティの中にファンタジーがあるものが多く、その場合色々と考え事をしてしまい、面白いと感じなくなってしまうものが殆どな中で、このレジェンド作品は、最初はコメディがおもしろくないとおもっていたものの、シリアスな展開の中にそれぞれのキャラクターのほのぼのした平和な様子を織り交ぜる事で、子供の頃に読んだ絵本のような安心感がある。それに加えて感動要素も多いので登場人物に対する愛着が湧く。七武海の海賊とシャンクス一味とともにこの冒険を見届けたくなる。優劣がつけ難いほど魅力的なキャラクターが次々と登場するのが見ていて飽きない。価値観が古いところが多々あるのもご愛嬌。
あまりにも偉大な功績を残している作品だが、最近思考を反芻することが再び苦になってきた中で救世主のようなアニメとなりつつある。
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