機動警察パトレイバーの1の情報・感想・評価

エピソード01
イングラム起動
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あらすじ
あらゆる分野で活躍する、汎用人間型機械“レイバー”。続発するレイバー犯罪に、警視庁は本庁警備部内に特殊車両二課、通称パトロールレイバー(パトレイバー)を新設し、対抗していた。精鋭揃いの第1小隊に比べ、問題多きは第2小隊。人員不足に加え、第1小隊からのお下がりである<アスカ96MPL>で、日夜事件に励むという有様だった。 今日も、酔っぱらいが作業用レイバー<ブルドッグ>を操って暴れているという通報を受け、太田の乗る機体が出動。なんとか取り押さえるが、太田機自身も再起不能に近い損傷を被ってしまう。進歩する技術によって生み出される新鋭レイバーに、旧式と化した<アスカ96>で挑むのは、すでに限界だった。 太田と遊馬は篠原重工の八王子工場へ機体を搬入し、修理に付き添う。だが、そんな二人に工場長の実山は、修理は無駄になるかも知れないと語る。どうやら念願の新型レイバーの導入が、正式決定したらしいのだ。太田と遊馬は、その新型レイバー<イングラム>を見に行く途中で若い婦警(特車隊々員としての適性試験を受けに工場を訪れていた野明)に出会う。この先、コンビを組むことになるとも知らず、おざなりの言葉を交わして別れる遊馬。と、その時、太田たちの目前で、<イングラム>が産業スパイにトレーラーごと盗まれてしまった! 周囲の騒ぎから盗難を知り、単独で犯人の追跡を始める野明。特車隊の隊員になってレイバーに乗り込むことが夢の彼女は、新型機を奪った犯人が許せず、その一念から<イングラム>のコクピットに入り込み、システムを起動させてしまう。こうなった以上、遊馬はコクピットの野明に指示を与えるしか方法はない。彼女は見事に指示に従って犯人たちを逮捕、機体を取り戻すとともに、特車二課への配属命令を得たのであった。