機動警察パトレイバーの30の情報・感想・評価

エピソード30
グリフォン参上!
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あらすじ
野明は悪夢にうなされていた。正体不明の敵に<イングラム>が破壊されてしまう夢である。その同時刻、小笠原では自衛隊の極秘レイバー訓練が行われていた。そこに現われた、不審な黒いレイバー。それは、脅威的な動きを見せ、実戦装備をした自衛隊機を軽くあしらい、訓練中のレイバーを全滅させて去って行った。砂浜に「ぐりふぉん参上」の文字だけを残して。 一方、警察上層部ではコストパフォーマンスの悪い<イングラム>を下取りに出し、近々発表となる篠原重工の廉価版レイバー<AVS-98エコノミー>を導入、小隊の増設を図ろうとする動きがあった。だが、野明を始め特車二課の誰もが、この計画に納得のいかないものを感じていた。この廉価版、性能的に<イングラム>よりも数段劣るようなのである。第1小隊の南雲も、渋い顔。この新機種は、数日後に晴海で開催される国際レイバーショウで正式に発表されるはず。特車二課は、国際レイバーショウで新機種の性能を見てから決定することにした。 一方、小笠原での<グリフォン>の初戦は、シャフトの内海たちにとって非常に満足のいく結果を与えた。圧倒的な性能を確認した内海は、今度は<イングラム>のオペレーション起動ディスクの奪取を画策。その舞台に東京国際レイバーショウを選ぶ。はたして、晴海埠頭で何が起こるのか・・・。