機動警察パトレイバーの32の情報・感想・評価

エピソード32
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あらすじ
晴海での事件(TV第31話)で熊耳が入院し、遊馬も負傷のため戦線離脱。<グリフォン>にやられて大破してしまった2号機は、メーカー修理に出された。第2小隊の戦力は半減、彼らにとっての収穫は、<AVS-98エコノミー>が使いものにならない、ということだった。 翌日、<グリフォン>らしき機体が千葉に墜落したとのニュースが報じられる。墜落現場は、灼け焦げてバラバラになった部品が点在し、特徴的な大きな羽だけがかろうじて原型をとどめているのみであった。衝撃的な登場に反し、何とあっけない幕切れであろうか。しかしこの墜落は企画7課によるカモフラージュで、<グリフォン>は無傷で収容されていたのである。 凶弾に倒れた熊耳だが、幸いにして命に別状はなかった。そして彼女の証言により、捜査線上に内海の姿がおぼろげながらも浮かび上がってきた。 一方、内海の直属上司である徳永専務は、内海の保護をSSS~Shaft Security System~、シャフトお抱えの警備組織(実態は傭兵軍団とでもいうべき組織)に依頼する。警察に嗅ぎつけられた内海を、野放しにはしておけないからだ。一時は<グリフォン>を渡してしまおうか、とも考えていた内海であったが、一方的に頭を押さえつけようという専務の行動に反発。おとなしくSSSに捕まる気は、さらさらなくなっていた。 SSSが日本へ出動した。半ば犯罪軍団とも言える組織の動きを追っていた香貫花クランシーは、これを追って来日。共同捜査という名目で古巣の第2小隊と合流し、一緒にこれと相対したいと願い出た。後藤は彼女に、遊馬に代わって1号指揮車担当を依頼、戦力不足に陥っていた第2小隊の力強い助っ人として迎え入れる。