機動警察パトレイバーの38の情報・感想・評価

エピソード38
地下迷宮物件
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あらすじ
食料事情が切迫している特車二課において、次々と貴重な食料が盗難される事件が発生した。怒りに目を血走らせた一同は24時間体制の警備を実行、犯人逮捕に全力を傾けるのであった。 数日後の深夜、怪しげな人影を発見。これを捕らえようと試みるが、人影はその努力をあざ笑うかのように、こつ然と二課棟敷地内のマンホールの中に消え去ってしまう。 マンホールは東京の奥深く張り巡らされた地下通路の入口・・・。ゴミの搬入のために設けられたものがいつしか忘れ去られ、いまでは魔の空間になっているという。どうやら犯人はその中に潜み、たまに地上に出てきては食料の調達をしているらしい。そこで第2小隊は進士・太田の2名による犯人逮捕パーティを編成し、捜索にあたることになった。 地下へと降りていく二人の通信が、間もなく悲鳴とともに断絶された。今度は第2小隊残りの4名全員で、マンホールの“ダンジョン”に挑むことになった。一行は、細心の注意を払いつつ前進をするが、その努力も空しくネズミや猫の大群から襲撃される。熊耳は気絶してしまい、残った者たちもボロボロになって逃走する。ところが今度現われたのは、白い、巨大な、ワニではないか! 死にものぐるいで逃げ出す彼らと、先行したパーティが合流。ふと、彼らの目に明かりのようなものが映った。あそこへ逃げ込めば助かる! 一目散でそこへ飛び込み、間一髪でワニの襲撃から逃れられた一同。しかし彼らが見たものとは・・・。 そこは、居心地のよさそうな、ちょっとした応接間まがいの部屋であった。だが、置かれていた物のいくつかには見覚えがある。そう、偶然にも食料強奪犯人の隠れ家にたどり着いてしまったのである。盗まれたものを物色しているその時、犯人が部屋へ戻ってきた。ここで会ったが百年目とばかり、袋叩きにしようとする遊馬たち。犯人は慌てて通路に逃げ出すが、そこにはあのワニがいた! 絶体絶命、大ピンチ! 一同はダンジョン内を駆けずり回り、ようやく地上への出口を発見して、九死に一生を得た。