エピソード44
CLATよ永遠に

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あらすじ
香貫花を隊長として発足したニューヨーク市警レイバー隊。最新の技術を伝えるため、整備班のシゲに2週間の渡米が命じられた。彼は喜び勇んでその辞令を皆に見せびらかすが、調子に乗りすぎて階段から転げ落ち、気を失ってしまう。混沌の中、目覚めるシゲ。そこはなぜかアメリカ行きの飛行機の中。一瞬とまどうが、楽天家のシゲは深く考えずに目的地まで到着した。
だが彼が訪れたニューヨークは、何かがおかしい。拾ったタクシーにマシンガンを乱射されたところを香貫花に助けられ、007映画ばりの秘密の入り口からレイバー隊基地へ向かうのだった。ハドソン湾の地下に設置されているその基地は、超ハイテクを駆使した代物。正式名称Crime Labor Attack Team、通称CLATと呼ばれている。シゲは豪華な設備に目を回すが、紹介された隊員たちは、みんな見たことがあるような人物ばかり。しかし彼はそんなことも気にせず、到着早々エネルギー研究所がテロリストに襲われていると聞き、出動に同行する。
現場のすさまじさは、絶句ものである。2号機はテロリストの<エイブラハム>どころか研究所まで破壊。一件落着に見えたこの事件も、実は高エネルギー結晶体・ジオクリスタルを盗むための陽動だった。政府は大パニックに陥っているようだったが、対策を講じるよりも早く敵の方が動き出した。相手は巨大ロボット・メガアイアンにクリスタルを持たせ、全世界の降伏を要求!
決死の覚悟で出撃するCLAT。だが、メガアイアンを操る女マッドサイエンティストが自滅、クリスタルの起爆装置を点火してしてまう。すぐに装置を解体するシゲ。CLATチームの期待を一心に受け、彼は見事に時限装置を停止した・・・かに思えたが、クリスタルは爆発、巨大な閃光がアメリカ大陸を包んでいった・・・。
すべては失神中のシゲが見た、夢の物語 である。