エピソード11
第11話 勝利の執念

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あらすじ
後楽園ホールでのデビュー戦の日を迎えた。リングにあがる一歩は激しい緊張で体が強張っている。名前を呼ばれても、リングの中央で直立に南、東、北、西と丁寧にお辞儀をする一歩に鷹村たちからのやじにも近い声援が飛ぶ。南席最後部に宮田の姿。1round目のゴングと共に一気に責める小田と激しい打ち合いになる一歩。2round目には小田のダウンを奪った一歩に対し、起死回生の小田のパンチは一歩の左瞼をかすめた。出血する一歩にレフェリーが近づき出血がひどければドクターストップで、TKOになる事を告げる。運命の3round目傷口が開く前に相手を倒すしかない一歩は…