苺ましまろの12の情報・感想・評価

エピソード12
プレゼント
拍手:20回
あらすじ
街が雪に覆われたクリスマスの日。伸恵は雪かきに苦労し、千佳たちは雪だるまを作って楽しんでいると、茉莉がサンタに何をお願いしたかを尋ねる。みんなが答えに困る中、美羽が嬉々として茉莉にサンタはいないと言おうとするのをアナが邪魔する。 部屋に戻ってリコちゃんハウスで遊びながらも話はサンタのことに。変わらずサンタがいないことを茉莉に話そうとする美羽だが、みんなに阻止されると、自分が小さいころサンタを降参させた話をする。ソレを聞いてあきれる一同。 クリスマスの夜、サンタの格好をした美羽とトナカイの格好をした伸恵たちは、一路茉莉の家へ。途中でいちゃつくカップルに八つ当たりしながらも到着し。プレゼントを枕元におこうとするが、茉莉が眼を覚ましてしまう…
コメント1件
まりん

まりん

このコメントはネタバレを含みます

冒頭の雪にはしゃぐ千佳と美羽がとにかくかわいい。 サンタクロースを信じる茉莉の夢を守るため、どうにか美羽の口をふさごうとする伸恵たち。 リコちゃんハウスでのやり取りが秀逸。 茉莉に美羽の家にはサンタクロースが来ないのかと聞かれ、勝利したことで来なくなったという美羽の回答が斜め上すぎる。 というかクリスマスに信号機をねだるセンスよ…。 ギブアップしたものの割と希望に応えている両親もすごい。 そんな茉莉のためにサンタクロースに扮してクリスマスプレゼントを届ける計画を決行。 すでに同じプレゼントが置かれていたため結局無駄足になってしまったけど、茉莉にとって思い出に残るクリスマスになったはず。 千佳のサンタクロースの思い出を覚えていたり、茉莉がいつか真実を知るその時を憂いたりやさぐれているようで優しい伸恵。 擦れてしまった心がアナの一言や最後の5つ並んだ雪だるまで少し和らぐ姿に共感を覚えた。 やがて冬も終わりまた春が始まりこれからもちょっとした変化を交えた日常が続いていくような締め方も完璧。 笹塚くんの逆襲は笑った。