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アルプスの少女ハイジのpのネタバレレビュー・内容・結末

アルプスの少女ハイジ(1974年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハイジがクララのために我慢する中盤がつらい。中盤ではオープニングのおしえてがハイジの山に帰りたい気持ちに見えた。筆記体の勉強中に山の動物たちと遊ぶ幻覚を見たり(第25話)、夢遊病になったり(第33話)する。ロッテンマイヤーさんの仕打ち。クララのおばあさん優しくてよかった。
クララが立つ有名なシーンは最終話。クララの意志と関係なく立てたシーンは第48話。クララの立つ練習が順調なことをおばあさんへの手紙に書いてあげればいいのにと思っちゃった。

ハイジを振り回すおばさんに対してのヘイトが溜まっていく。わかりやすい悪役。すぐには帰れないのにすぐに帰れると嘘をつき、クララのいる街へ力ずくで連れ出されるハイジが可哀想になる。でもそのおかげでハイジとクララが仲良くなれたのだけど、街へ行かずともハイジは山で楽しく暮らせていただろうな。クララはお屋敷で静かに車椅子に乗って暮らし続けていたんだろうな。きっと別の女の子が屋敷にやってきて、きっと山へは行かない。それもよかったのかもしれないけど。
ハイジが連れ去られたあとのおじいさんやペーターのつらそうな言動は見ていて苦しかった。ハイジが連れ去られる直前まで遊んでいた積み木を片付けられないおじいさんが特に。
ハイジがいなかったらおじいさんが街の人たちに心を開いていけなかったと思うから、おじいさんにとってもハイジが山に連れてこられたのはよかったんだと思う。
山で楽しそうにしているハイジやペーターやヤギたちを見るだけで楽しい。ユキちゃんはいつまでも小さくてかわいい。割と序盤のシーンに出てくるヤギたちの跳びはね方が面白い。
山にいる間は季節が進むのが早く、2〜3話で春から秋になったりする。

ハイジっておんじのところに来る前はどこでどんな風に過ごしてたんだろう。
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