最強武将伝 三国演義の16の情報・感想・評価

エピソード16
官渡の戦い(後編)
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あらすじ
曹操は袁紹の兵站基地を狙った。兵站基地を焼き払われていることを知った袁紹は、一軍を兵站基地救援へ、また参謀郭図(カクト)の進言により張?(チョウコウ)と高覧率いる一軍を手薄となっているはずの官渡の砦へ派遣した。しかし、兵站基地を襲った曹操軍は少数であり、本軍は官渡にあった。袁紹軍は官渡で待ち伏せに遭い、散々に打ち破られた。また、兵站基地救援に向かった部隊も計略にかかり敗れ去った。 己の策が敗れ去ったことを知った郭図は保身を計り、官渡を攻撃した張?(チョウコウ)と高覧は曹操方に通じていると噂を流し、罪を2人に着せた。 濡れ衣を被せられた張?(チョウコウ)と高覧は仕方なく曹操に下り、曹操もこれを快く受け入れた。袁紹の兵站を断ったものの、依然情勢は曹操が不利である。その頃、曹操が最も信用する参謀・郭嘉(カクカ)が病魔に襲われていた。見舞いに来た曹操に郭嘉は生涯最後の策を授ける。 曹操軍は、兵站を失った袁紹軍の退路を断つと見せかけ、袁紹軍が二手に別かれ兵力が分散されるのを待った。すると、袁紹は期待通り軍を分けてしまう。この機を逃さず曹操は一隊ずつ袁紹軍を完全に壊滅させた。 しかし、この官渡の戦いを勝利に導いた参謀の郭嘉は、戦い半ばにしてこの世を去った。郭嘉の墓を前に曹操は1人涙する。