最強武将伝 三国演義の43の情報・感想・評価

エピソード43
南蛮平定
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あらすじ
諸葛亮は、張嶷(ちょうぎょく)と馬忠(ばちょう)が捕われたことを知ると、趙雲・魏延・馬岱に計略を授けて祝融夫人に挑戦させた。間もなく祝融夫人は捕らえられ諸葛亮の前に引き出されるが、すぐに縄が解かれ、張嶷・馬忠の引渡しを条件に釈放された。 孟獲は祝融夫人が戻るとすぐに張嶷・馬忠を釈放したが、諸葛亮に対抗する気持ちに変わりはなく、新しい計画を実行した。兵士に自分を縛り上げさせ、偽装投降を行い、引見しに来た諸葛亮を暗殺する計画であった。しかし、諸葛亮に呆気なく見破られ、またも捕らえられ、そして釈放された。 孟獲は藤甲兵を率いる兀突骨(ごつとつこつ)に援軍を求め、蜀軍の前に布陣した。藤甲兵の突撃に魏延が防衛したが、矢も剣も跳ね返す藤の鎧を着た藤甲兵に手も足も出ず、敗退した。初戦から劣勢となった諸葛亮であったが、計略を持って藤甲兵に対抗することにした。魏延により、兀突骨が率いる藤甲兵は、左右絶壁の道に誘導された。そして、前後の道を巨石・丸太で塞ぎ、火攻めを行った。これにより藤甲兵は全滅し、孟獲は捕らえられた。 諸葛亮は例により孟獲を釈放してやった。すると、孟獲は7回捕らえられ7回共釈放されたことで恥を感じ、ついに投降した。これを聞いた諸葛亮は、蜀軍が奪った孟獲の土地を全て返却し、今まで通り領主として務めるよう依頼する。深く感動した孟獲は二度と反抗しないことを誓ったのであった。 南部を平定した諸葛亮が成都に帰還した頃、魏の文帝曹丕(そうひ)が病没し、曹睿(そうえい)が即位した。そして、防備の弱い雍(よう)・涼(りょう)の二州を司馬懿に守らせることにした。 これを聞いた諸葛亮は、危惧を覚えたが、馬謖の案を入れ、司馬懿(しばい)が謀反を起こすという噂を魏の洛陽へ広めさせた。すると、曹睿は噂を案じ、司馬懿の任を解き、曹休に軍事権を与えてしまった。この機を逃さず、諸葛亮は北伐を決意したのであった。