み

NANA-ナナ-のみのネタバレレビュー・内容・結末

NANA-ナナ-(2006年製作のアニメ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます


難しい、、、見終わった感情がグジャグジャ

もう一回見るのはちょっと苦しいけど、なんか愛があって人間の嫌なところで溢れてて大好きなアニメ。
途中で奈々の性格に嫌気が差してしまってもう見るのやめようって思ってたのに、、、気づいたら完走してた。睡眠時間削るくらいに

奈々のこと最初好きになれなかったけれど、見終わったら見方変わった。奈々の気持ちが理解できる。わたしも弱くて寂しがりやなんだなって思った
ナナがかっこよかった、ヒーローだった。でもナナも奈々と同じような弱みを抱えてて、人間ってやっぱり1人で生きていくには心細くて何かに依存しないと立てないんだなって思った。それは悪いことではなくて、人によってそれが人だったり、モノ、恋愛と様々で、、、ラブロマンスと思わせて、すごく人間の弱みが描かれてちょっと怖かった、自分の弱さを突きつけられているようで。

一人一人のキャラが違うように見せかけて、みんな同じ悩みだった。やっぱり愛する愛されるって苦しさも伴うんだね、執着が出てくる。

あとやっぱり夢があるっていいなって思った。何かに向かって必死に努力すること、周りが見えなくなるくらいまで熱中すること、その素晴らしさや楽しさをちょっと忘れてた気がする笑ナナのまっすぐさとプライド誇りが響いた。一方で奈々が羨ましく思ってしまうシーンも共感できた。だから途中ちょっと苦しかった。自分が空っぽのように感じて悔しかった。



NANAって調べると鬱アニメとか出てくるけど、(確かに苦しいしいらいら?することもあるけど、、、)なんか初めてこういうアニメいいって思えたかも。ぐっとくる、、、しばらく余韻に浸りたい
み