木木

明日のナージャの木木のレビュー・感想・評価

明日のナージャ(2003年製作のアニメ)
4.4
少女マンガで育った身からしたら、キースが出てくる回と、ハービー登場回が好きだけど、ふと冷静になると、とち狂ったトレジャー回が一番好き。全話みると印象に残る話が、スペイン編とだいたい細田が関わっている「星の夜・二人だけのワルツ」「フランシスの向こう側」になるから、原画や演出をやらせたらやっぱり凄いなって。OP.ED.トレジャー回も細田だし。それと26話は原画に中村章子の名前があってビックリした。

当時はおジャ魔女が終わった哀しみと陰鬱なストーリーについていけなかったけど、大人になってからみるとかなり良質なアニメ。人間の光と影、憎悪を子供向けアニメで企画したの凄い。自分の生き方は自分で選ぶなんて進んでるし、勇気をもらえた。それと、なんとなく覚えていたけど、後半の展開もホラーより怖すぎた。50話…長かった…
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