エピソード12
最終章 ~花~

拍手:10回
あらすじ
エマとの約束の時間は迫っていたが、ジョーンズ商会は資金の確保を解決できずにいた。煙に包まれたメルダース家に戻ってきたエマは、炎の燃え盛る部屋に飛び込もうとする。そこには、かつてウィリアムからプレゼントされた、あのレースのハンカチがあったのだ。資金援助のため貴族たちに頼み込むウィリアム。しかし事態が好転することはなく、手帳に書かれた紳士の名前は減るばかりだった。そして時計の針はエマとの約束の時間をさしてしまう。ついに手立てがなくなり、途方にくれる彼の前に一人の紳士が現れる。
UKey
©森薫・エンターブレイン/第2ヴィクトリアン文化研究会