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エピソード11
HAPPY☆BIRTHDAY
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あらすじ
突然おじ様から届けられたプレゼントの山に、アリカは、今日が誕生日であることを思い出した。その日はニナとマシロも誕生日。それを聞いたエルスとイリーナは、偶然の一致に驚きの声をあげる。だが、ニナだけはアリカの誕生日が、セルゲイが憧れた蒼天の青玉のレナの娘の誕生日と同じであることに気づき、アリカに対して複雑な感情が芽生えてしまった。その誕生日当日、アリカとニナは、マシロの元へ来訪するジパングの王子を出迎える仕事を仰せつかる。しかし風華宮へ行く途中、ニナは街で出会った少女に、セルゲイからもらった大事な時計を盗まれてしまう。時計を取り戻そうと必死になって少女を追うふたり。少女を追いつめるが、時計は川へと放り投げられる。運良くボート上に落下するも、やがて視界から消え去るボートの姿を、ニナは涙目で見つめることしかできなかった。アリカは、ニナの気持ちを察し、一生懸命時計を探そうとするが、次第にニナには諦めムードが漂う。手掛かりもなく途方に暮れるアリカとニナ。そのふたりの元へ現われたのは、なぜか行方知れずになったはずの時計を手にしたセルゲイだった。ニナは、誕生日プレゼントにもらった鎖が付けられた時計をあらためてセルゲイから渡される。アリカに対する複雑な想いと大事な時計をなくした恥ずかしさから、うまく喜びを現せないニナ。そんなニナに対して、セルゲイはふたりがはじめて出会った日をニナの誕生日と決めたのだと教えた。セルゲイの言葉を聞いた瞬間、ニナは、自分が勘違いしていたことを知り、思わず感嘆の涙を流すが、そのふたりの姿を見ていたアリカは、心にちくっと何かがささる思いを感じるのだった。