エピソード25
蒼天の乙女

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あらすじ
エアリーズを中心とするナギ対抗勢力の奇襲作戦を機に、アルタイ同盟軍との全面戦争がはじまった。ナツキもまた奇襲にタイミングを合わせるようにガルデローベへの潜入を開始する。ガルデローベ内に幽閉されているシズルたちと協力し、マテリアライズを阻止する霊廟の封印解除へと向かうのだった。門衛部隊を倒し、霊廟へと到達したナツキはマテリアライズに成功する。そしてワルキューレ、スレイブを生み出したレナサーバーへ向けてビームを放ち、敵の動きを止めようと試みる。だがこの動きを察知したナギは、逆にナツキたちに向けてビームを放つ。ナツキのビームははじかれ、ナギのビームが迫る。一転ピンチを迎えるナツキたちだったが、そこへ黒い谷から舞い戻ったアリカが現われ、ビームをはじき返すのだった。しかしナギは、ワルキューレシステムを起動させ、アリカのマテリアライズを解除する。ナギは、戦争を理由にオトメたちをすべてヴィントに集結させ、マテリアライズできない手負いのオトメたちを一気に殲滅しようと計画していたのだ。システムの干渉を受けないトモエたちワルキューレ部隊の攻撃がアリカたちオトメに襲い掛かる。だがアリカたちのピンチは、アスワドからやって来たミドリとヨウコによって救われる。ヨウコは、マテリアライズできない原因は、戦闘領域一帯を覆う干渉波のせいだと告げ、アリカとマシロに手をつなぐように促す。そのおかげで再びマテリアライズに成功したアリカは、一瞬でトモエたちを退け、ワルキューレシステムの破壊へと向かうのだった。システム内に潜入したアリカは、システムのコアとして作動していたレナサーバーで、母との再会を果たす。応えることのないレナの前で、涙ながらに自分の成長した姿を語るアリカだったが、やがてサーバーの破壊を決断する。その破壊の瞬間、アリカのローブに軌跡が起き、アリカのローブは蒼い姿へと変貌する。それは蒼天のローブに真の力が目覚めた瞬間でもあった。去り行く母からの最後の想いを受け取ったアリカは、その想いを胸に、ニナを止めるため、ハルモニウムへ向けての進撃を開始するのだった。
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