エピソード24
大空太陽、宇宙へ!

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あらすじ
刻一刻とステーションライナー12便の酸素残量は減り続けていた。このままでは24時間後には酸素残量はゼロになってしまう。エンジンは動かないものの、辛うじて繋がっている回線で、鈴と海はMRR本部と通信を行っていた。救助の手配を進めていることを知り、ふたりは少し安心する。
その間、MRRでは壊れたジェットロボの修理と改造を進めていた。事故の記憶と恐怖が甦ってしまった太陽はジェットロボに乗ることができず、ひとり部屋に籠もってしまう。そんな彼を見て、宮島はステーションライナー12便の回収と人命救助の任務をエースに任せることにした。明朝の作戦のため、一度解散するMRR。鈴と海、太陽の様子を心配する隊員たちは食欲もなく、夕飯に手をつけない者もいた。誠は「こういうときこそ、食べなきゃだめなんだ」とみんなを諭し勇気づける。
一方、太陽はジェットロボとエースが打ち合わせをしている格納庫を訪れていた。マシンロボは使い方を誤れば兵器にもなるほどの力をもっている、それを正しい方向に向けさせ、迷わず力を奮うことができるのは、ロボマスターたちなんだとジェットロボは太陽を励ます。その言葉に勇気づけられた太陽。勇気を奮ってジェットロボに乗ってみる。その空の美しさに恐さは感じられなかった。そして太陽はジェットロボを信じ、心の傷を乗り越えることを誓うのだった。様子を見ていた子供たちは、命令違反を犯しても、太陽を宇宙へ向かわせることを誓う。
翌日、エースを装った太陽は、宇宙へ向かって旅立つ。宇宙で待ちかまえていたステルスロボと戦うシャトルロボ。圧倒的な力の差に押されるステルスロボは撤退を余儀なくされる。しかし最後に打ったミサイルがステーションライナー12便に当たってしまい、地球へ降下を開始してしまった。太陽は恐怖から一度はステーションライナー12便を追うことを戸惑うが、恐怖を克服して救出に成功した。そしてシャトルロボとステーションライナー12便は目的地の宇宙ステーションへ向けて出発するのだった。