出撃!マシンロボレスキューの27の情報・感想・評価

エピソード27
MRR24時
拍手:0回
あらすじ
月から無事に帰還し、再会を喜び合う太陽たち。シャトルロボは再びジェットロボとなり、MRR本部もかつての日常を取り戻しつつあった。そんな中、なんと人気レポーター・チャーミー佐藤がカメラを持って登場! 特番撮影のため、MRRに体験入隊するというのだ。 出場要請を受けたレッドウイングスに密着し、山火事の現場へと付いていくチャーミーだが、ファイヤーロボの放水をまともに食らい、あえなくリタイヤしてしまう。 あちこちに擦り傷を負い、MRR本部に担ぎ込まれたチャーミーだが、彼はまったく懲りていない。今度はブルーサイレンズによる、防犯防災PR活動を取材だ。これなら安全だろう……そうタカをくくったブルーサイレンズの面々だったが、チャーミーが捨てたバナナの皮で隊員たちが転倒! 坂道を転げる彼らに巻き込まれ、チャーミーはまたしてもケガを負ってしまう。 それでも挫けないチャーミー、次はイエローギアーズの救助演習に同行だ。いまいちハデさに欠ける……そう落胆するチャーミーに、小百合が「楽しい訓練メニュー」を提案する。降下訓練や重装備でのマラソン、水上スキーに地底探索訓練……どれもチャーミーが苦手とするものばかりだ。へたりこむチャーミーに、かわいらしい笑顔を向ける小百合。「楽しかったよ」という彼の皮肉は、小百合には通用しなかった……。 身勝手な行動で隊員たちを振り回し、自らも散々な目に遭ったチャーミー。今度は格納庫内にセットを組み、全隊員を迎えて「第一回・マシンロボMVP」を決めることになった。「珍プレー編」にノミネートされたのは、ポリスロボ、サブマリンロボ、ドリルロボの3体だ。それぞれの面白おかしいエピソードが披露され、子供たちは笑ったり呆れたりと忙しい。隊員たちの好き勝手なコメントに、さすがのチャーミーも少々困り顔だ。 さて、次の「ダイナミック編」では、ウイングライナー、サイレンギャリー、ギアダンプが登場。迫力満点の変型・救助シーンに、ロボ、隊員とも得意気だ。そして最後は「好プレー編」。スクリーンに映し出されるジェットロボとファイヤーロボの活躍に、太陽とエースが「どっちが一番だ!?」と言い争いを始めた。他の隊員たちも「自分のマシンロボが一番だ」と、ふたりの間に割り込む始末。さあ、最も強く、最も活躍したロボは……!? 大地から決定権をゆだねられた太陽は、今度はシャトルロボが一番だと言い放つ。思わずズッコケる隊員たち。その耳に、緊急出場のアナウンスが響く。隊員たちが出払った格納庫に、ぽつねんと残されたチャーミー。結局、MVPは誰だったのか……ヤケクソ気味に、彼はボンを指さす。そう、一番なんて決める決める必要などない。それぞれの長所を活かし、互いに助け合っていけばいい。だって、みんなが一番なんだから――去りゆくチャーミーの後ろ姿を眺めながら、ボンはそう呟くのだった。