エピソード32
飛行船SOS!

拍手:0回
あらすじ
ブルーサイレンズのメンバーは、佐々木教官と共にMRRを代表して最新鋭の飛行船ウラノス2の見学に訪れていた。コンピュータによって制御されているウラノス2は、主に地球観測や災害の監視に使用されているが、通信や放送などの中継ステーションとしても利用されている。もしウラノス2に何か事故が発生すれば、全世界はたちまち混乱に陥ってしまうだろう。
見学中、急にトイレに行きたくなった進をよそに、他の隊員たちはウラノス2の操縦室を訪れていた。初めて見る操縦室に、強とアリスは大はしゃぎ。船長から自由見学の許可が下り、アリスと強は早速、探索に出掛ける。
その頃、ウラノス2の機能に目をつけたハザード大佐は、クルーに扮して侵入。操縦室に入り込み、佐々木や誠、クルーたちを催眠ガスで眠らせてしまう。その間に全世界の放送、通信をジャックし、世界中を混乱に陥れるつもりなのだ。作戦内容をトイレの中で聞いてしまった強は、アリスと連絡を取ろうとするがハザード大佐にはばまれ、また、お得意の演技でハザード大佐をうまく巻いていたアリスも追い詰められてしまう。しかし、その隙に操縦室から脱出した誠たちの活躍で、形勢は逆転。今度はハザード大佐が追われるがドアを突き破って逃亡、ガラゴロとBLポリスロボを呼び寄せ攻撃を仕掛けてきた。
一方、電波妨害の発信元を突き止めたMRRだったが、通信不能となり出場困難な状態に陥ってしまった。しかし隊員たちは諦めず、通信機を使わないで力を合わせて機械を動かし、マシンコマンダーを発進させることに成功する。間一髪、現場に到着したマシンコマンダーの指揮所に乗り込みロボモードに変形させる誠。しかしBLポリスロボもハイパー合体してしまった! 苦戦を強いられるものの、必殺技マイティフラッシュでBLポリスロボを倒すマシンコマンダーロボ。しかし敵によって機体に亀裂を入れられていたウラノス2は、急激に高度を下げ始めてしまう。マシンコマンダーロボとジェットロボは墜落しつつある機体を必死に支え、なんとか海への着水に成功させるのだった。
後日、デザスターに見学の邪魔をされてしまったMRRに改めてウラノス2から見学許可が入る。今度はどのチームが行くかで大混乱になる子供たちだったが、今回の事件でいざという時の結束力と信頼関係があれば、どんなことでも乗り越えられると確信した彼らなのであった。