出撃!マシンロボレスキューの33の情報・感想・評価

エピソード33
ステルスロボ、壮絶なる最期
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あらすじ
月面基地での活動が認められたMRRは、航空管理局に設置された特設ステージで表彰されることになった。ジェットロボが代表して賞状を受け取り、表彰台に上った子供たちも誇らしげだ。アリスとエースは得意になっていたが、逆に大地と太陽は緊張でガチガチ状態。 その頃、ジェイは自分の出生の謎を探るため、管理局のデータ室へと侵入。そこで彼は、10年前に起きた人類初の火星探査船マルスの事故に関するデータを調べていた。データによると、マルスで唯一の生存者は救命ポッドで脱出していた新生児だけ。その子の名前はジュニア、愛称・ジェイと呼ばれる男の子で、養育施設に引き取られた数年後、行方不明になったという。やはりジェイはマルスの生き残りだったのだ。その事実に愕然とするジェイ。その時、彼の前に太陽が現れる。表彰式の緊張のあまりトイレに駆け込んだ太陽は、データ室のドアが開いていることに気づき、そのすべてを目撃していたのだ。その時、頭上で建物が崩れる予感を察知した2人は、直感的にその破片を避ける。ジェイは太陽と同じサバイバルナチュラルの能力を持っていたのだ。何者かによって建物が破壊されている中、太陽たちは逃げ道を失った幼い女の子に出会う。その子は、ジェイが侵入前に風船を拾ってあげた少女だった。太陽がK-BOYで脱出路を検索する中、ジェイはダストシュートから抜けることを提案。無事脱出に成功するが、彼らを待っていたのはハザード大佐とBLドリルロボだった。ジェイは、倒壊の影響で崖へ落ちそうになっている少女の母を救出すべく、ステルスロボを呼ぶ。ジェイの叫びが通じ、デザスター本部に捕らわれていたステルスロボは、基地を抜け出し、彼の元へと向かうのだった。 現場に現れ、BLハイパードリルロボと一騎打ちになるハイパーステルスロボ。しかし、武器を封じられているため、攻撃を仕掛けることはできない。その時、ジェットロボはエクスジェットロボにエクス合体し、ステルスロボの加勢に入る。一瞬の隙をつき、敵の背後を捕らえたステルスロボは、エクスジェットロボに自分ともども撃てと叫ぶ。ためらうエクスジェットロボをステルスロボは促し、ロケットパンチャーを発射させる。BLハイパードリルロボもろとも崖下へ落ちていくハイパーステルスロボ。足元の危険を察知し、太陽と母親を安全な場所へ避難させたジェイもまた、崖下へと転落。その瞬間を凝視していた太陽は、ジェイを助けられなかったことに悔やみ、ただうなだれるだけだった……。レスキュー活動が終了し、MRR隊員はステルスロボとジェイが消息を絶った周辺を調べたが、ステルスロボの破片すら発見することはできなかった。しかし太陽はひとり、ジェイは必ず生きていると信じるのだった。