出撃!マシンロボレスキューの36の情報・感想・評価

エピソード36
誇り高き消防団!
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あらすじ
太陽は大井川夫妻に連れられ、旧友が民宿を経営している比奈月温泉を訪れていた。その時、火事を知らせる鐘を聞いた太陽は、現場で古いポンプ車を使って鎮火にあたる消防団と、バケツリレーで応援する町の人々を目撃する。その先頭に立って消火活動をしていた竹造が善治郎の友人なのだ。竹造は隣町にしか消防署がないこの町で活躍している地域の消防団員の1人で、そんな竹造に善治郎は民宿にいる間、太陽の消防団への入団を依頼する。夜は拍子木を打ちながら町の見回り、翌日は早朝に叩き起こされて訓練に駆り出される太陽。しごかれてへとへとになった彼は、竹造が古くさい消防団だから最新設備を誇るMRRが憎いんだ、と善治郎に愚痴る。善治郎はそんな太陽を墓参りに誘う。その墓は竹造の妻と子供の墓で、彼らは大雨による土石流で亡くなったというのだ。 しばらくして、突然降り出した雨は勢いを増し、大雨洪水警報が出される。マンホールから水が溢れ出し、川の水位は堤防のギリギリまでに達していた。太陽を連れて見回りをしていた竹造は消防団員を集結させる。 その頃MRR本部の隊員たちは、記録的な豪雨の知らせに太陽たちの身を案じていた。そこへウラノス2から情報が入る。太陽たちのいる比奈月山の中腹付近で土砂崩れを確認したというのだ。長官は二次災害の発生を阻止するため、ファイヤーロボとポリスロボ、ドリルロボを搭乗させたマシンコマンダーを出場させる。 土嚢を積み上げ、堤防の強化にあたる消防団と太陽。そこへ本部から土砂崩れの情報が入った。それを聞いた竹造は、土砂が一気に吹き出す鉄砲水を危惧する。土嚢積みを太陽に任せた竹造は他の消防団員を集め、町の人々の避難誘導にあたった。 現場に到着したマシンコマンダーロボは、ドリルロボに近くの湖までの水路の確保、ファイヤーロボに水を吸引してその水路に流すよう指示する。その甲斐あって水位は一旦下がるものの、土石流が発生。町の人々の避難は終わっていたため、太陽たちは火の見櫓でその様子を見守る。川は土嚢のお陰で氾濫することはなかったが、橋が破壊され、土石流をせき止めてしまった。このままでは土石流が町へ流れ込んでしまう。太陽はマシンコマンダーロボに橋をどけるよう指示。なんとか土石流は海へと流れていった。 その様子を見つつ竹造は人命救助が最優先、どんなポンプでもレスキュー魂があれば重ささえ感じなくなる、と太陽を諭す。MRRに戻った太陽はその教えを守り、マシンロボや仲間たちと共に、より一層レスキュー活動に力を入れるのであった。