エピソード38
謎の超人キャプテン・ミラクル

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あらすじ
リーダーロボの定期検査のため、みんなはマシンAI研究所を訪れていた。検査が終わるまでの間、子供たちはキャプテン・ミラクルが案内する、本物のような災害を体験できるという施設・ハイパー防災館に招待される。しかし、実はマシンロボの性能を120パーセント出し切っていないと不満に思った水道橋博士が、隊員たちにテストを与えるための作戦だったのだ。
早速テストがスタートした。レベル1は、イエローギアーズが担当する救助者を背負ったままの山岳救助テスト。ようやく頂上まで登ってマシンロボにハイパー合体を指令するが、合体終了まで時間が掛かりすぎたため失格。レベル2は、ブルーサイレンズによる室内での地震体験。すばやく安全なテーブルに潜り込むが、激しい揺れのせいで音声コマンドを正確に入力できず、またもや失格。続いて、煙が充満した迷路から脱出するレベル3のテストは、レッドウイングスが担当するが、結局はパイパー合体完了までコンマ2秒遅れていたために合格にならなかった。最終テストは、各トランスポーターの変形シミュレーション。ブルーサイレンズが1位になったが、それでも水道橋博士が考えていた合格点には届かなかった。今までのテスト結果から、レスキューに対する認識が甘い、と注意する水道橋博士に対し、子供たちは自らの体験談やMRRに入隊したきっかけを話す。それぞれの隊員がレスキューには、特別な思いと信念を持っていたのだ。その気持ちがわかった水道橋博士は、隊員のみんなに合格点を与える。しかし、開発のことなら負けないという博士と現場では負けないという太陽の間で対立が起きてしまう。その様子を見ていた小百合の説得で、太陽と博士は、お互いの分野を理解し、自分の仕事を完璧にすることを約束するのだった。