エピソード46
史上最大のおつかい

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あらすじ
ジェイがMRRに入隊してから初めての休暇が訪れた。休みとは「戦いのために体力を温存する日」としか考えていないジェイは、せっかくの休日をどう過ごせばいいのかわからない。たまたま食堂で塩を切らして困っていたさとこに気が付き、手伝いをすることにする。太陽たちは、今までジェイに教えた常識的なことがどれくらい身に付いているのか試すチャンスと思い、みんなで彼の初めてのおつかいを見守ることにした。
ようやくスーパーの前に着いたジェイの前にひったくり犯が現れ、ジェイが投げ飛ばして捕まえる。そこで出会った見知らぬおじいさんに孫の“純”と勘違いされ、一緒に行こうと言われてしまう。最初は無理に振り切ろうと思ったが、以前小百合に「お年寄りには優しくしなければならない」と教わったジェイは、仕方なくおじいさんのいう通り、ついていくことにした。しかし、そこでもまた事件が発生、おじいさんが買ったイカロス1行きの切符が風で飛ばされてしまったりとジェイは散々な目に遭わされてしまう。また、切符と勘違いして拾った福引き券で、3等の塩一年分を当てようと思ったジェイだったが、なんと特賞のイカロス1へのペアチケットが当たってしまい、おじいさんとイカロス1へ行くことになってしまった。
そんな時MRR本部に出場要請が入る。人工衛星ひので1号に異常が発生、地球へ向けて落下しつつあるというのだ。コマンダーチームが出場し、ジェイはイカロス1でVステルスロボと合流。その間にひので1号は、ガラゴロたちの手によって地上へマイクロ波の送信準備を始めていた。このままでは、受信施設ではなく、都市全体に高周波が降り注いでしまうのだ! イカロス1でおじいさんを家族に預けて、ジェイは応援に駆けつけたマシンコマンダーとVステルスロボにVモードの合体を指令、シールドでマイクロ波を受けとめて、そのエネルギーでガラゴロを撃退する。
その夜、閉店前のスーパーに駆け込んだジェイは、ようやく塩を買うことができた。そしてその塩を使ってさとこ特製おにぎりが隊員たちに振る舞われ、大喜び。そんなみんなの様子にジェイも笑顔を浮かべるのだった。