エピソード51
はばたけ、MRR!

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あらすじ
今日は太陽たち第一期生の初任教育課程修了の式典の日。しかし、せっかくの晴れの日にも関わらず、各地の現場から出場要請が入ってしまう。隊員たちにとっては式よりも人命救助が大切なのだ。
レッドウイングスは湾岸アミューズメントパークの消火活動に。海上救助はサブマリンロボとショウが担当し、アクアロボとケンは流れたオイルの処理を担当していた。また、他の現場ではポリスチームが高速道路で発生したトラックの暴走運転を止めるために尽力している。都市部の地下工事現場ではドリルチームが不発弾の処理作業を担当していた。
レッドウイングスの迅速な対応でアミューズメントパークは鎮火しつつあったが、純が乗っている観光用の潜水艦がまだ戻らない。しかも施設の復旧を待っていたのでは、艦内の空気がもたないというのだ。本部ではVステルスロボとマシンコマンダーロボが現場に急行するためスタンバイしていた。宮島教官もまた、各所でレスキューを完了させたチームに呼びかけ現場に急行させる。
潜水艦の内部では、乗客がパニック状態に陥っていた。その中で、純は冷静になってマシンロボレスキューの救助を待つようみんなに呼びかける。その思いに応えるかのように現場にはマシンロボとマシンコマンダーロボ、トランスポーターが大集結。みんなの力を合わせて、無事に乗客を救出することができた。
ようやく基地に戻り、緊張した面持ちで式に臨む隊員たちがは、隊員たち以外にも彼らと同じように緊張して式に臨む人物がいた。レッドウイングスの教官・宮島だ。国際ハイパーレスキュー隊赴任となったブラッド長官に代わり、宮島教官が長官に任命されたのである。隊員たちはそれぞれのレスキューに対する思いをみんなの前で告げる。「みんなが生きている世界が好きだから、レスキューを続ける」と固く決意する太陽。太陽たち全員、かぶっていた制帽を一斉に天高く放るのだった。レスキューの想いを乗せ、みんなの制帽が大空高く舞った。その様子を見守るマシンロボと家族たちの姿があった。