エピソード08
響け、生命の音色

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あらすじ
ストラディバリウスを奪り還し、阿久津の屋敷を後にしたマドカを消そうとした執事の菅原は、実は阿久津の腹心の部下である黒部の弟であり、阿久津に送り込まれた始末屋なのであった!
マドカは、蛮が菅原の正体を見破り、事前に邪眼をかけていたため助かった。
そこにマドカを助けるため駆けつけた士度と、それを追う黒部、菱木が現れた。そして、蛮と菅原、銀次は菱木、阿久津を裏切った士度は黒部と対峙する。
蛮はあっさりと菅原を倒すものの、銀次は電撃が効かない菱沼相手に苦戦を強いられていた。
「しょうがないな……。こうなったら、切り札いかせてもらうかんね……。」
そう言って手袋をはめる銀次。折りしも、雨が降り始めていた――。
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋