エピソード13
炸裂!風鳥院流絃術

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あらすじ
ILの奪還を目指すメンバーたちはそれぞれに、ILのある場所を目指していた。
花月と卑弥呼のペアにもMAXUBEXの追っ手が襲いかかっていて、何とか倒すもののタイミングが良すぎる攻撃に、まるで監視されているみたいだと卑弥呼はいぶかしんでいた。花月は自分たちの中に裏切り者がいるかもしれないという。
そして周囲の人々が同時に卑弥呼に襲いかかってきた!応戦しようとした卑弥呼だが腕が動かない。花月の弦で動きが封じられてしまったのだ。花月は、自分はMAXUBEXの忠実な部下であると言い、その絃が卑弥呼めがけて振り下ろされる。
しかし、その絃は卑弥呼の体に触れる直前、ぷつりと切れてしまう。驚く花月の前に、ほっそりした人影が現れる。その人影の手からは鈴の音が響いていた。
「僕が自ら認め、従ったのはこの世でたった1人――雷帝・天野銀次だけだ!」
なんと花月がもう1人現れたのである。
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋