エピソード17
集結、奪還チーム!

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あらすじ
ILがある地下ゴミ処理施設に続々と集まってくる奪還作戦のメンバーたち……。メンバーたちはお互いの再会を喜ぶ。しかし「いよいよ大詰めのようですよ?」という赤屍という言葉に目の前を見ると、奪還メンバー6人の前に6つの扉があるのだった。どうやらこの扉のいずれかがILへと通じる通路らしい。
慎重に選ばないといけないという花月に、銀次は足下に落ちていたサイコロを拾い、みんなで順番に振って決めればいいと提案するのだった。その能天気さに呆れる蛮だったが、そのサイコロを赤屍が拾い最初に振った。「1」と出したサイコロの通り、赤屍は1つ目の扉をくぐり、さっさと先に行ってしまう。そのほかのメンバーもそれに続き、一度も同じ目を出さずに番号を決め、意を決してそれぞれの扉に消えていく。
そして一度も同じ目が出ないという偶然ではありえない出来事に、MAKUBEXの影を感じつつも、その後姿を見送るしかないヘヴンだった。
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋