エピソード27
女子高生VS奪還屋

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あらすじ
「あなたの奪還屋、私の奪還屋。只今春の新生活応援セール実施中、奪還屋は新社会人を応援します。」
街角で仕事の勧誘に励んでいた蛮と銀次は、笹木田勉と名乗る会社員に”鞄”の奪還を依頼される。
「私の…私の鞄を奪り還してくださぁい!!」
聞けば、ファミレスで食事中に大切な鞄を盗まれたのだという。
その鞄には会社の重要な書類が入っていて、今日中に書類を取引先に届けないと会社存続の危機なのであった。
どうやら、その時隣の席で騒がしくしていた女子高生の仕業らしく、彼女達が騒ぎ立てるのを笹木田が注意した事に腹を立て、嫌がらせに持ち去ったらしい。
依頼を引き受けた蛮と銀次は、その女子高生達の特徴から、その中のひとりを何とか探し出すことに成功する。 しかし、その女子高生、橘理子から要求された「情報提供料」として、蛮と銀次は買い物や食事といったワガママに付き合わされるはめになるのだった――。
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋