エピソード40
逆襲の猿!

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あらすじ
その日は、山道をスバルで登っていくゲットバッカーズの面々の姿があった。マドカの別荘に招待され、そこに向かう所なのである。 今回はポールとヘヴンの都合がつかず、蛮と銀次、そして夏実の3人で行くことになったのだ。そうして道中の峠の茶店で、お昼を 食べることになった一同。
「ふぁ~い!ほふぇんふぉうふぁ~!」
スナック菓子を頬張りつつ歓声を上げる銀次。そして、夏実の作った弁当をひろげようとしたその時、開いていた車の窓から何者かが飛び込んでくる。
「きゃああ~~!!」
それは一匹のサルであった。そして、スナック菓子とお弁当を奪い、逃げ去ってしまう。
「待ってろ!ぜってーに奪り還す!」
怒り心頭の蛮と銀次は、サルの逃げて行った森の中を駆け抜ける。しかし、サルの被害に困った村人が設置したサル用の罠に、逆にサルに スナック菓子をオトリにされて掛かってしまうのであった。と、その二人の目の前にまた別のサルが現れる。
「…!テメェは…」
「…あの時の…」
なんとそのサルは、かつて温泉に指輪を奪還しにいった時に遭遇し、二人がコテンパンにやっつけられた、あのボスザルであった!!そうして結局、サル 達にまたやられてしまう二人であったが…。
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋